STYLE2026.05.23

バッド・バニーの美学を凝縮 ZARAとの大型コレクション「BENITO ANTONIO」発表

バッド・バニー

Photo Credit: STILLZ

バッド・バニーとZARAが、コラボレーションコレクション「BENITO ANTONIO」を発表した。

「BENITO ANTONIO」は、Bad Bunnyの本名であるベニート・アントニオ・マルティネス・オカシオのパーソナルな世界観を軸に制作されたコレクション。彼を突き動かしてきた直感や、自身の作品を形づくってきたアイデンティティ、そしてあらゆるクリエイションに通底する視点が反映されている。

世界はすでに、その一端を目撃していた。2月8日にApple Music Super Bowl LX Halftime Showでヘッドライナーを務めたBad Bunnyは、1億人を超える視聴者の前で、ラテン系男性アーティストとして初めて同ショーのメインアクトに立った。その際に着用していたのが、ZARAと共同制作したカスタムルックだった。

さらに5月4日に開催されたMet Galaでは、自身がデザインし、再びZARAと制作したブラックタキシードを着用。“年を重ねた自分自身”をテーマにしたスタイルで登場し、大きな注目を集めた。

正式発表に先駆け、5月16日にはPlaza Las Américas内のZARA店舗が「BENITO ANTONIO」のための特別なポップアップ空間へと変貌。プエルトリコのファンが世界に先駆けてコレクションを体験できる場となり、その日の午後にはバッド・バニー本人もサプライズで姿を現した。

コレクションは、長年バッド・バニーのクリエイティブディレクターを務めるJanthony Oliverasと共に制作。全150点はプエルトリコで形作られ、シルエット、カラー、グラフィック、素材、フィット感に至るまで、あらゆるディテールに彼自身の感性が落とし込まれている。

ラインナップは、テーラリングを軸にしながら、オーバーサイズの定番アイテム、質感豊かなセパレート、グラフィックを効かせたステートメントピース、サマールックまで幅広く展開。バッド・バニーのスタイルを象徴する、自信、個性、リラックス感をデザインとして体現した内容になっている。

ビジュアルアイデンティティは、M/M Parisとバッド・バニー本人の緊密なコラボレーションによって構築された。インスピレーション源となったのは、プエルトリコの日常風景。電柱や街路設備、手作業の痕跡といった、普段は見過ごされがちなディテールに焦点を当て、“違う視点で見る”ことで価値を見出すという彼の創作哲学が落とし込まれている。

キャンペーンビジュアルは、これまでバッド・バニーの代表的ビジュアルを数多く手がけてきたクリエイティブ集団STILLZがプエルトリコで撮影。海に浮かぶ岩の上に座るバッド・バニーの隣には、コレクションの生地を縫い合わせて作られた帆を掲げた木製ボートが置かれ、直感的で個人的なクリエイティブアプローチを象徴するビジュアルとなっている。

また、一部のZARA店舗ではコレクションの世界観を反映した特別な空間演出も展開。単なるファッションコラボレーションではなく、バッド・バニー自身のアイデンティティとクリエイティブの進化を映し出すプロジェクトとして展開される。

日本国内での展開店舗は、銀座店、新宿店、渋谷店、渋谷公園通り店、池袋店、みなとみらい店、イオンレイクタウン店、名古屋店、ZARA MAN 心斎橋筋店、京都四条通り店、福岡天神西通り店。さらに銀座店ではポップインコーナーも設置される。