CULTURE2026.09.05

“覆面ラッパー”トム・ハーディ、ヒップホップでも実力を証明 メソッド・マン&CZARFACEと共演

『ヴェノム』『マッドマックス 怒りのデス・ロード』などで知られる俳優トム・ハーディが、ヒップホップの世界へ乗り出した。

ハーディはラッパー名義のフランキー・ピューリッツァーとして、ヒップホップ・スーパーグループのCZARFACEと組んだアルバム『Czarface Meets Frankie Pulitzer』をリリース。あわせて、ウータン・クランのメソッド・マンを迎えた収録曲「Mad Technology」のミュージックビデオも公開された。

CZARFACEは、ウータン・クランのインスペクター・デックと、ボストン出身の7L&エソテリックによるグループ。ハーディはそんな百戦錬磨のMC陣に交じりながらも、低く重い声と安定したフロウで存在感を発揮している。メソッド・マンを相手にしても埋もれることなく、俳優の余技とは片づけられないマイクさばきを披露した。

「Mad Technology」では、映画やポップカルチャーにまつわる言葉を次々と盛り込んでいる。映像に登場するハーディは顔全体を覆うマスクを着用し、正体を隠したラップスターのような姿でパフォーマンスを展開する。

ハーディがラップに挑むのは今回が初めてではない。1990年代後半には「Tommy No.1」を名乗って楽曲を制作し、2018年には当時のミックステープもインターネット上で公開された。その後もフランキー・ピューリッツァー名義でCZARFACEの作品に参加し、2024年にはメソッド・マンとの「Knull & Void」を発表している。

長年続けてきたヒップホップへの取り組みを、初のフルアルバムという形に結実させたハーディ。今回の共演では、実績豊富なラッパーたちと肩を並べても引けを取らない実力を見せている。

WHAT TO READ NEXT