MOVIE丨2025.12.31
会社を突然の解雇… ライバルは全員「皆殺し」 韓国産”命賭けの就活サバイバル”『しあわせな選択』

©︎2025 CJ ENM Co., Ltd., MOHO FILM ALL RIGHTS RESERVED
2026年「米国アカデミー賞」国際長編映画賞の韓国代表に選出された韓国の巨匠パク・チャヌク監督の最新作『しあわせな選択』が、2026年3月6日(金)より日本公開される。この度、30秒の特報映像とティザービジュアルが解禁となった。
『オールド・ボーイ』(04)でカンヌ国際映画祭グランプリ、『別れる決心』(22)で同映画祭監督賞を受賞、常にタブーを打ち破り、緻密さと完璧な美学で観客を魅了してきた巨匠パク・チャヌク監督。新たな地平を切り拓く衝撃作を発表し続けてきた巨匠が放つ最新作は、現代社会に生きる誰もが直面し得る“突然の解雇”という現実を独自の視点で描き出し、人間ドラマ、スリラー、そしてパク・チャヌク作品としては異例の弾けるユーモアが交錯し、映画のあらゆるジャンルが鮮やかに響き合う最高傑作。全世界を席巻した『パラサイト 半地下の家族』と同じ気鋭の配給会社NEONが北米配給権を勝ち取り、再び世界の頂点を目指す。「ヴェネチア国際映画祭」コンペティション出品をはじめ、「トロント国際映画祭」で国際観客賞を受賞するなど、国内外の映画賞で数々の栄誉を受け、2026年の「第98回アカデミー賞」で国際長編映画賞の韓国代表としてオスカーも狙う意欲作がいよいよ日本に上陸する。
主人公・マンス役に据えられたのは、ハリウッド作品でもキャリアを積んだイ・ビョンホン。『JSA』以来25年ぶりの長編映画タッグとなったパク・チャヌク監督作品で新たな境地を開拓する。イ・ビョンホンと共に夫婦を演じるのは、大反響を起こしたドラマ「愛の不時着」のソン・イェジン。結婚、出産を経て満を持しての復帰作となった本作で“韓国のオスカー”と称される「青龍映画賞」主演女優賞を受賞。さらに、マンスのライバル役に扮するイ・ソンミンも同賞で助演男優賞を受賞した。その他にも韓流作品でお馴染みのパク・ヒスン、ヨム・ヘラン、チャ・スンウォンら実力派キャストが物語に厚みを与える。

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イ・ビョンホン扮する主人公マンスが25年間勤めた製紙会社を突如としてクビになり、再就職に奮闘していく様を描く本作。ティザービジュアルには、主人公マンスと彼が愛する家と植物をベースに、物語に登場する個性豊かなキャラクターたちやアイテムが描かれている。マンスの家の庭で美しい紅い色の花を咲かせる百日紅(サルスベリ)。花が長く咲き続けることから「繁栄」や「長寿」といった縁起の良い意味合いを持つとされている植物が、マンスのしあわせを祝うように高く高く枝を伸ばして咲き狂い、その中にはマンスが守り抜かねばならない家族の姿や、製紙会社のポストを巡って争っていくライバルたちの姿が隠されている。「家族のために、正しく狂う。」のコピーが、しあわせのために戦い抜く覚悟を決めたマンスの心境を表しているよう。
30秒の特報映像では、突然の解雇によってこれまでの人生では想像できなかった選択を余儀なくされたマンスの姿をサスペンス感たっぷりに描き出す。就職活動に励むマンスに、ソン・イェジン演じる妻のミリがかけるねぎらいの言葉の中で妖しく響く「皆殺しにするの」の一言。その言葉に導かれるようにマンスがした“しあわせな選択”とは—?
『しあわせな選択』は2026年3月6日(金)より全国ロードショー









