SPORTS丨2026.09.05
「殴り勝ちたい」平本蓮、約2年ぶり復帰戦へ!“流れる水のように”強敵ダウトベックを倒して進化を証明する

(C)RIZIN
RIZIN公式YouTubeで「Preparation|平本蓮 / Ren Hiramoto」が配信された。平本蓮が「超RIZIN.5」でのダウトベック戦に向け、約2年ぶりの復帰戦に懸ける思いと、地道な練習の日々を明かした。試合前のリアルな姿が収められている。
約2年ぶりの復帰戦で、平本蓮が選んだのは強敵ダウトベックだった。当初は復帰までのブランクを考慮し、外国人選手との調整的な試合も話し合われていたという。しかし、エキシビションを経験したことで、平本はあらためて自分の本質に気づいた。実力差のある相手では気持ちが乗らず、本来の自分を出せない。「俺は強いヤツじゃないと気合が入らない」。それなら最初から、全力を引き出してくれる相手と戦った方がいい。ダウトベックとの対戦が決まった瞬間、最も気持ちが入ったと振り返る。
ダウトベックはボクシングでカザフスタン王者となり、その後MMAへ転向した本格派のストライカーだ。センスだけに頼るのではなく、基礎を積み上げて打撃を磨いてきた背景に、平本は自身と近いものを感じている。だからこそ「殴り勝ちたい」という思いも強い。
対面した際には、平本の方から握手を求めた。目的は相手の拳を確かめることだった。骨の部分が太く、実際に触れた拳は想像以上に分厚かったという。その感触からも、ダウトベックが強烈な打撃を持つ相手であることを再認識した。
ただし、今回は相手への怒りや憎しみを闘争心に変えるつもりはない。5年前の平本は、対戦相手を嫌いになることで試合へ向かっていた。しかし現在、理想としているのは「無」の境地だ。
「流れる水のように無でありたい」
感情を捨て、練習してきたことを冷静に実行する。平本が理想に挙げたのは、堀口恭司のような機械的ともいえる強さだった。怒りをぶつける試合のさらに先へ進み、これまで培ってきた実力を純粋にケージの中で表現する。それが今の平本が目指す戦い方だ。
長期離脱を経て迎える復帰戦で証明したいのは、単なる復活ではない。ダウトベックを相手に実力を示し、自分がトップ戦線やタイトルマッチへ進める存在だと印象づけること。「平本は本当にチャンピオンになれる」と思わせる内容を見せたいと語る。
狙うのは、一番面白い試合と一番かっこいい勝ち方。今回は余計な感情を挟まず、ただ勝利を取りに行く。下馬評で不利と見られる状況も、自分には合っているという。最後に頼るのは、2年間積み重ねてきた練習と自分自身への確信だ。
「絶対勝ちたい。あとは自分を信じています」









