STREAMING丨2026.09.23
「誰かが再選されるまでは…」 『リーチャー ~正義のアウトロー~』アラン・リッチソンの発言が波紋 vs白人至上主義組織エピソードが中止された理由
Amazon Prime Videoの人気ドラマ『リーチャー ~正義のアウトロー~』で、原作小説『Die Trying』を映像化する計画が一度は承認されながら、その後見送られていたことを主演のアラン・リッチソンが明かした。
発端はThreadsに寄せられたファンの投稿だった。そのファンは、シリーズの新シーズンが発表されるたび、ジャック・リーチャーが白人至上主義の民兵組織に乗り込む『Die Trying』ではないことを残念に感じるとコメント。これに対し、リッチソンは「一番好きな本だ。面白い話だけど、誰かが再選されるまでは承認されていた」と返信した。
リッチソンは「誰か」の名前を挙げていないため、企画中止の理由を断定することはできない。ただし、発言中の「再選」は2024年の米大統領選で返り咲いたドナルド・トランプ大統領を指していると受け止められている。リッチソンの発言通りなら、政治状況の変化が企画の判断に影響した可能性がある。
1998年に刊行された『Die Trying』は、リー・チャイルドによるジャック・リーチャーシリーズの第2作。誘拐事件に巻き込まれたリーチャーが、白人至上主義を掲げる武装集団の拠点で戦いを繰り広げる物語だ。ドラマ版のシーズンとして制作直前まで進んでいたとも報じられているが、Amazonや制作側から正式な中止理由は公表されていない。
リッチソンはこれまでも政治的な問題について率直に発言してきた。トランプを支持するキリスト教徒を批判したほか、警察官の責任をめぐってフロリダ州のロン・デサンティス知事や全米警察友愛会と対立。ジェフリー・エプスタイン関連文書の公開をトランプが妨げているとの見方を示した後には、ソニーを含む複数のスタジオから政治について話すのを控えるよう求められたとも語っている。
『Die Trying』の映像化が完全に消滅したのか、それとも将来あらためて採用される可能性があるのかは分かっていない。現時点で確認できるのは、リッチソンが同作の映像化を承認まで進めていたこと、そして「誰かが再選された」後に計画が実現しなかったと本人が説明していることだけだ。
『リーチャー ~正義のアウトロー~』シーズン4はPrime Videoにて独占配信中









