MOVIE丨2025.04.02
演技を越えたリアリティ! 主要キャストがほぼ“刑務所の元収監者” 感動の実話『シンシン/SING SING』
NYにある「シンシン刑務所」の元・収監者とオスカーノミニー俳優という異色のキャストアンサンブルが紡ぐ、感動の実話『シンシン/SING SING』が、4月11日(金)より公開される。この度、本編シーンの一部が解禁となった。
本作は、NYに実在する最重警備のセキュリティを誇る「シンシン刑務所」で行われている収監者更生プログラムの舞台演劇に取り組む中で育まれていく、友情と再生を描いた、感動の物語。主要キャストの85%以上が実際に「シンシン刑務所」の元収監者であり、演劇プログラムの卒業生及び関係者たちで構成されるユニーク且つ挑戦的なプロジェクト。2024年3月、映画ファンに支持される「SXSW(サウス・バイ・サウス・ウェスト)映画祭」で、観客の投票により選ばれる最高賞【観客賞】を受賞。全米配給権は人気スタジオA24が獲得、その後次々と世界の映画祭・映画賞での受賞を果たし、遂には本年度アカデミー賞で3部門ノミネートを果たすという快挙を成し遂げた。
主演として参加するのは、昨年の『ラスティン:ワシントンの「あの日」を作った男』に続き2度目のアカデミー賞主演男優賞にノミネートされている名優コールマン・ドミンゴ。さらに、元収監者であり「演劇プログラム」卒業生のクラレンス・マクリンは、本作で鮮烈な俳優デビューを果たし、世界各国の映画賞で助演男優賞や新人賞を獲得し注目を集めている。誰も観たことのないキャストアンサンブルが織りなす演技を越えたリアリティ。そしてラストに待つ大きく深い<感動>が観るものを包み込む。
収監者たちが刑務所内の更生プログラムである舞台演劇に参加し、人生を変えていこうと模索していく姿を感動的に描く本作。無実の罪で収監された演劇の中心人物ディヴァインGと、新たに演劇に加わった刑務所の問題児ディヴァイン・アイを軸にドラマは展開されていくが、このちぐはぐな二人のキャラクターを演じるのはオスカーノミニー俳優のコールマン・ドミンゴと、実際にシンシン刑務所でプログラムに参加した元収監者俳優クラレンス・マクリン。異なる世界で生きてきた彼らが演劇をと通じて次第に熱い絆で結ばれていく様が胸を熱くさせる感動作となっている。
本編映像では、二人が対立する様子が切り取られる。皆が真剣に取り組む舞台稽古に不満を募らせるディヴァイン・アイの話を聞こうとするディヴァインGだが、一匹狼として生きてきたアイは全く心を開こうとしない。アイがナイフを持っていることに気付いたGは「演劇プログラムは皆のすべて。芝居で外界を味わえる、頭の中で出所できる。それを奪うな」と懇願する。対して「要る物は俺が決める。俺や俺の物を誰も守っちゃくれねえ。ニガをナメるな」と声を荒げるアイ。そんなアイの態度に小さく頷きつつも「ここでは“ニガ”と言わず“相棒”と言う。覚えとけ」と落ち着いた声で諭すGを睨みつけるアイ——。
当初は相容れない二人の関係性は、舞台稽古をとおして人生を見つめ直すことで少しずつ変わっていく。果たして彼らはどのように心を通わせ、互いを支え合うようになっていくのか。
実際の撮影現場でも、演劇稽古さながらコールマンがクラレンスにそっと寄り添い、アドバイスをする場面も。クラレンスは「舞台演劇で演技を学んできた私に、コールマンはカメラの前での演技を教えてくれました。彼は偉大な俳優にも関わらず謙虚でフレンドリーに接してくれ、私たちに緊張をほぐしてくれました」と撮影を振り返り、コールマンも「クラレンスはスポンジのような俳優で、私が教えたことを次々と吸収していきました。素晴らしい俳優です」と絶賛している。

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『シンシン/SING SING』は4月11日(金)より全国ロードショー