MOVIE丨2025.07.23
窪塚洋介×松田龍平W主演、豊田利晃監督の最新作『次元を超える』公開日決定 衝撃ビジュアル&予告映像が解禁

©️次元超越体/DIMENSIONS
窪塚洋介と松田龍平がW主演を務める、豊田利晃監督の最新映画『次元を超える』が、10月17日(金)より公開されることが発表された。
本作は、映画監督・豊田利晃が自身のキャリアを懸けた集大成にして、新たな領域へと踏み込んだ衝撃作。映画人生を懸けた“新境地”の到達点として注目されている。
物語の主人公は、孤高の修行者・山中狼介(窪塚洋介)。彼は危険な宗教家・阿闍梨(千原ジュニア)のもとで消息を絶つ。一方、謎の暗殺者・新野風(松田龍平)は、狼介の恋人・野々花(芋生悠)から捜索を依頼され、彼の行方を追うことに。二人は“法螺貝”に導かれ、狼蘇山で対面し、ついには次元を超えた鏡の洞窟で対峙する。時間、空間、そして現実をも超え、過去から未来、日本から宇宙へと旅する壮大なスケールの人間ドラマが描かれていく。
共演陣には、千原ジュニア、芋生悠、渋川清彦、東出昌大、板尾創路、祷キララ、窪塚愛流、飯田団紅、マメ山田ら、豊田作品に縁深い個性派が集結。また、音楽面ではThe Birthdayがエンディングテーマ「抱きしめたい」を担当。豊田監督とチバユウスケによるタッグは、『I’M FLASH!』以来13年ぶりとなる。
さらに、アートディレクションにYOSHIROTTEN、VFXに樋口真嗣、プロデューサーには『鉄コン筋クリート』のマイケル・アリアスなど、業界のトップクリエイターが名を連ねる。第54回ロッテルダム国際映画祭をはじめ、各国の映画祭でも高い評価を獲得した。
本予告映像では、Sons of Kemetの楽曲「Inner Babylon」に乗せて、地球と惑星ケルマンという二つの惑星が印象的に映し出され、修行者・狼介と暗殺者・新野が対峙する様子が展開。ミスター・ケルマン(マメ山田)や、高嶋博士(板尾創路)ら謎めいたキャラクターも登場し、観る者の想像力をかき立てる。血まみれの新野やホルマリン漬けの小指といった衝撃的なカットも盛り込まれ、不穏なムードが漂う。
公開に先駆けて解禁されたポスタービジュアルは、鏡の洞窟を背景に、地球とケルマンを配した象徴的なデザイン。上下に向かい合う狼介と新野の姿が、作品のテーマである「次元の超越」を象徴している。
「人はどこから来て、どこへ行くのか」——その問いを軸に、時代と社会に鋭く呼応し続ける豊田利晃の魂が込められた本作。スクリーンで、その“衝撃”を体感してほしい。