STREAMING2025.06.13

2つの連続放火事件によって、人々の内に秘めた“何か”が暴かれていく… Apple TV+『スモーク』予告編

スモーク

画像提供 Apple TV+

「ミスティック・リバー」「シャッター アイランド」原作小説を手掛けたデニス・ルへインが原案&脚本を務め、「キングスマン」シリーズで知られるタロン・エジャトンが主演&製作総指揮を務めるサスペンススリラー『スモーク』が、6月27日(金)よりApple TV+にて全世界同時配信がスタートする。この度、予告編が解禁となった。

実際の放火事件に着想を得て、デニス・ルヘインが原案・脚本を手掛けた本作。火災が事件性のあるものかどうかを調べる放火捜査官のデイブ(タロン・エジャトン)は、街で起こっている2つの連続放火事件の捜査にあたっていた。しかし、捜査に進展が得られないからと上司が警察に捜査の手助けを要請、刑事のミシェル(ジャーニー・スモレット)がやってくる。不本意ながらもバディを組むこととなったデイブとミシェルは2人での捜査を開始するが、捜査を進めていくうちに2人の関係は思わぬ方向へと進展していく…。幸せかと思われたデイブの家庭内での不穏、ミシェルの上司との不倫の過去など、放火が起きるたびにデイブとミシェルの心の内に秘めた“闇”が浮き彫りになっていく。それは次第に、放火に関わる人々の燻ぶった“怒り”を呼び起こす—。

予告編では、2つの連続放火事件を追うデイブとミシェルの間に不穏な空気が漂う様子が切り取られている。捜査が進むにつれ、デイブへ向けるミシェルの視線が日に日に鋭くなっていき、そんなミシェルにデイブは「最近どう?何だか少しおかしいぞ」と笑顔で問いかける…。さらに予告編映像では、火を見つめる放火犯の1人らしき謎の男の姿、誰かと口論になっているミシェルの姿、そして、デイブが怒りに任せて車のハンドルを握るシーンも。2つの連続放火事件によって、人々の内に秘めた何かが暴かれていく…。

2人の放火犯を追いながら、火に魅入られていく放火捜査官を演じる主演タロン・エジャトン。消防隊員向けに放火による火災についての講義を行うなど、その知識と手腕は周囲からも評価されている。しかし、新たな放火事件の発生や、家庭内での不穏により、デイブは次第に追い込まれていき、自身が抱える“怒り”が露わになっていく…。そんな危険さえ孕む複雑な内面を持った放火捜査官デイブ役で、タロン・エジャトンが圧巻の怪演を見せている。

そんなタロンの脇を固めるのは、エミー賞ノミネートのジャーニー・スモレット(『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』)に加え、アカデミー賞&エミー賞ノミネートのグレッグ・キニア(『ラスト・ソング』『リトル・ミス・サンシャイン』)、エミー賞受賞のジョン・レグイザモ(『ジョン・ウィック』『ザ・メニュー』)といったベテラン俳優ら。他、レイフ・スポール、ンタレ・グマ・ムバホ・ムワイン、ハンナ・エミリー・アンダーソン、エミー賞ノミネートのアンナ・クラムスキー、アディナ・ポーターが共演。

スモーク

画像提供 Apple TV+

主題歌は、革新的なサウンドと深い歌詞で世界的な人気を誇るイギリス出身のロックバンド、レディオヘッドのトム・ヨークが本作のために書下ろし演奏した「Dialing In」(Apple Musicなど全てのストリーミングサービスで配信中)。

Apple Studios製作の本作は、ルヘインがクリエイター兼脚本家兼製作総指揮を担当。エジャトンも製作総指揮として参加し、そのほかEDEN Productionsのリチャード・プレプラーやImperative Entertainmentのブラッドリー・トーマス&ダン・フリードキン、カリ・スコグランド、ジョー・チャペル、ジェーン・バーテルメらが製作総指揮に名を連ねる。本作はオスカー&エミー受賞者キャリー・アンソリスがホストを務めたtruth.media制作の人気ポッドキャスト「Firebug」にインスパイアされたフィクション作品。アンソリス自身もCrime Story Media, LLC.として製作総指揮を務める。さらに、Emmy賞受賞者マーク・スメアリングもTruth Podcasting Corp.として製作総指揮に加わっている。監督はカリ・スコグランド、ジョー・チャペル、ジム・マッケイら。

『スモーク』は6月27日(金)よりApple TV+にて全世界同時配信スタート

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