MOVIE丨2025.08.15
「ママと私は天国に行けないね」触れるものすべてを地獄の深淵に引き摺り込む“メンタル崩壊スリラー”『侵蝕』キャラクター映像

© 2025 STUDIO SANTA CLAUS ENTERTAINMENT CO.,LTD. All Rights Reserved.
韓国実写映画初登場No.1、触れるものすべてを地獄の深淵に引き摺り込む、韓国発・精神崩壊スリラー『侵蝕』が、9月5日(金)より公開される。この度、キャラクター映像・キャラクターポスターが解禁となった。
その子を前にあなたは「正気」を保てるか——“侵す者”と“侵される者”——その絡み合う関係の深層を暴き出していく衝撃作『侵蝕』。「第29回釜山国際映画祭」コリアンシネマトゥデイパノラマ部門に公式招待されたのを皮切りに、世界各国の名だたる映画祭へと次々に招かれ、観る者の心を深く震わせた本作は、韓国実写映画として初登場1位という快挙を成し遂げ、大きな話題を呼んだ。出演はクォン・ユリ(少女時代)、クァク・ソニョン、イ・ソル、キ・ソユ。これまでの親しみあるイメージを捨て去り、自らの選択で揺れるキャラクターを、鋭く、そして繊細に演じきる。
娘の奇妙な行動への恐怖と、責任の重さに苛まれる母親と、そんな母親を理解することができず、不穏な眼で母を見つめる娘。20年後、子供時代の記憶をすべて喪失した女性のもとに、明るく天真爛漫な侵入者が突然現れ生活に入り込んでくる。時を隔てた過去と現在2つの物語は“予期せぬ侵入”によって結びつき、交錯していく。“普通”ではない“誰か”が日常に入り込んだ瞬間、その日常は確実に崩れ去る。あまりにも強烈でリアルな物語は、息が詰まるような緊張感と不穏なざわめきを呼び起こし、観る者すべての胸の奥に狂気がじわじわと蝕んでいく——。
キャラクター映像では、4人の主要キャストが次々と映し出され、そこには狂気と不穏さが濃密に漂う。娘の異常行動を外に漏らすまいと必死に蓋をしながら、自らも限界を迎えつつある母・ヨンウン(クァク・ソニョン)。その母の心配をよそに、悪意を当たり前のように振りまき、他人を傷つけることに何の迷いもない娘・ソヒョン(キ・ソユ)。幼少期の記憶を失い、人との距離を徹底的に保ちながら生きる特殊清掃員・ミン(クォン・ユリ)。そして、人懐っこい笑顔の裏に、誰にも見せぬ闇をひっそりと隠し持つ謎めいた女・ヘヨン(イ・ソル)。彼女たちの姿が、じわじわと不安を煽る映像となっている。
キャラクターポスターでは、無造作に配置された、4人それぞれの口から放たれる不穏な言葉が見る者の心に深く突き刺さる。そして不安と恐怖を映したような表情を切り取られたそのビジュアルからは、張り詰めた緊張感とただならぬ気配が漂う。
ソヒョンが母親の制止を振り切り繰り返す狂気的な行動の果てに待ち受けるものとは?20年後に描かれるミンとヘヨンの関係性はどのように変化していくのか?過去と未来が交差するとき、歪みから地獄が顔をのぞかせる。

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『侵蝕』は9月5日(金)より全国ロードショー