MOVIE丨2025.08.31
韓国で全世代の心をつかみ、異例の大ヒット!名優ナ・ムニ&キム・ヨンオク共演『最後のピクニック』

© 2024 LOTTE ENTERTAINMENT & ROCKET FILM All Rights Reserved.
韓国で全世代の心をつかみ、芸術・独立映画の歴代ヒット記録を更新した驚くべきヒューマンドラマ『最後のピクニック』が、9月12日(金)より日本公開される。この度、劇中に登場する詩や主題歌にフィーチャーした特別映像が解禁となった。
60年ぶりに帰郷し、親友と楽しい時を過ごすウンシムの鮮やかに蘇る青春時代の思い出とともに、それぞれの波乱に満ちた人生が解き明かされていく——。2024年、韓国で5年ぶりに芸術・独立映画の歴代ヒット記録を更新し、10代から80代という全年齢層の心をつかんだ驚くべき映画が、ついに日本上陸。
本作には、60年ぶりに故郷である美しい海沿いの町・南海に帰った主人公のウンシム(ナ・ムニ)が、身を寄せることになった親友グムスン(キム・ヨンオク)の家で彼女が日々感じていることをカレンダーの裏側に書き出した詩に気付き、ひとつずつ読んでいく心温まるシーンがある。この映像で朗読される「ハマナス」はその詩のひとつで、グムスンが久しく会えていない親友への想いを綴ったもの。
映像では、「私の昔の友達のようにきれいなハマナス 今年も咲くんだろう」などと心に染みる言葉が、ふたりの揺るがない友情を感じられる本編シーンとともに綴られていく。詩を朗読するのはふたりを演じたナ・ムニとキム・ヨンオクだ。そしてBGMとして流れるのは、圧倒的な歌唱力で韓国で絶大な人気を誇るイム・ヨンウンが本作に提供した自身の楽曲「Grain of Sand」。自らを風に舞い散る砂粒になぞらえながら大切な“あなた”への思いを優しく歌い上げていくこの曲は、グムスンが「ハマナス」で書き上げたささやかながらも豊かな人生観と見事にマッチし、同時に本作が描くふたりの人生も思わせる、情感あふれる映像となっている。
この曲が本作のエンディングに使用されることになったのは、映画が完成間近の頃、リリースされたばかりのこの曲を聞いた制作スタッフがキム・ヨンギュン監督に推薦したことがきっかけだ。監督は、「この映画の最後を飾る曲は、慰労があり、希望も伝えてくれ、それでいて温かいといういくつもの感情を表現してくれる必要がありました。そのような曲をなかなか見つけられずにいたんですが、スタッフが『Grain of Sand』がいいのではと教えてくれたんです。実際に曲を聞いてみたら、とても素晴らしくて映画にピッタリ合う曲だと思いました」と、この曲との出会いを振り返る。
ちなみに、イム・ヨンウンは、韓国の著名な詩人ナ・テジュの詩集からインスピレーションを受けてこの曲を作り上げたことを明かしているが、グムスン役のキム・ヨンオクはナ・テジュと共同で詩集を発表したことがあり、撮影最終日にスタッフ全員にその詩集をプレゼントしたそうだ。

© 2024 LOTTE ENTERTAINMENT & ROCKET FILM All Rights Reserved.

© 2024 LOTTE ENTERTAINMENT & ROCKET FILM All Rights Reserved.
『最後のピクニック』は9月12日(金)より全国ロードショー