STREAMING丨2025.01.29
それぞれのキャラクター視点で描かれる“運命の一週間” ピクサー最新作『ウィン OR ルーズ』予告編
ピクサー・アニメーション・スタジオの最新作『ウィン OR ルーズ』が、2月19日(水)よりDisney+(ディズニープラス)にて独占配信される。この度、本作の本予告が解禁となった。
本作は、中学生男女混合ソフトボールチーム「ピクルス」のメンバー8人が、1週間後に迫る大きな大会まで様々な想いで準備をする様子を描く物語。全8話構成で、それぞれのエピソードでは、同じ一週間が選手・その家族・審判など複数の視点から描かれる。自信なさそうな子供たち、過保護な親、恋に悩む審判など、一つの出来事を取り巻くさまざまな人の視点が多角的に描かれる斬新なつくりとなっている。
製作陣には、ピクサーの系譜を彩ってきたクリエイターたちが名を連ねる。キャリー・ホブソン(『あの夏のルカ』プロデューサー)とマイケル・イェーツ(『ソウルフル・ワールド』ストーリー・アーティスト)が脚本・監督を務め、『リメンバー・ミー』や『ファインディング・ドリー』でヴィジュアル・エフェクトを担当したデビッド・ラリーがプロデューサーを務める。製作総指揮は、世界興行収入アニメーション歴代No.1作品『インサイド・ヘッド2』の製作総指揮を務め、前作『インサイド・ヘッド』を始め監督を担当した作品でアカデミー賞3度受賞したピート・ドクター、アカデミー賞2度受賞で『トイ・ストーリー』シリーズの原案や、『ファインディング・ドリー』の監督を務めたアンドリュー・スタントン、さらに『私ときどきレッサーパンダ』でプロデューサーを務めたリンジー・コリンズらそうそうたるメンバーが務める。ドラマを彩る、『アイアンマン』でグラミー賞ノミネートのラミン・ジャヴァディの音楽にも注目だ。
キャリー・ホブソンは、「私は幼い頃からソフトボールをやっていて、その経験からインスピレーションを得て私たちはソフトボールがこの作品の題材として完璧だなと感じました。それは正に特別な世界観を作り上げるチャンスだと感じていました。スポーツの世界にはさまざまな側面があります。私はそのすべてが大好きです。スポーツは人の良い面も悪い面も引き出すことができます。一番穏やかな人でも、感情的になることがあり、そして勝敗に関しては、その結果は実際はさほど重要ではないかもしれませんが、その時はまるでそれこそがすべてのような気持になってしまうものです。私たちが大好きなテーマを描く上で、最高の舞台であると感じました」と本作への思い入れを熱く語った。
また、マイケル・イェーツによれば、異なる視点にスポットを当てるというアイデアは、会社での日常生活から生まれたものだという。「キャリーと私は『トイ・ストーリー4』の仕事仲間でした。映画の中で起こっていることや、世の中で起こっていること、時事問題やニュースについてよく話していました。私たちはいつも、同じ物事に対して異なる反応や解釈をします。一人は『うまくいったよ!』と言うことでも、もう一人は『いや、ひどかったよ』と言う。私たちは、私たち自身の経験が、物事に対する私たちの認識を左右することに気づきました。私たちは、そういった教訓を物語るストーリーを目指しました」と語った。
『ウィン OR ルーズ』は2月19日(水)よりDisney+にて独占配信