MOVIE2025.02.21

空手とカンフー、2人のレジェンドの極意を受け継ぐニューヒーロー誕生! ユニバースが1つに繋がる 『ベスト・キッド:レジェンズ』

全米で今年5月30日に公開される待望のシリーズ最新作『ベスト・キッド:レジェンズ(原題:Karate Kid: Legends)』が、今夏に日本公開される。この度、予告編と場面写真が解禁となった。

全世界で大ヒットを記録した「ベスト・キッド」シリーズ。1985年に日本公開されたオリジナルの『ベスト・キッド』(1984)は、いじめられっこの高校生ダニエル(ラルフ・マッチオ)が 空手の達人ミスター・ミヤギ(パット・モリタ)と出会い 独特な修行方法により心身共に成長、ラストの空手大会で因縁の相手に勝利する感動作。のちに続編も製作されるほどの人気シリーズとなった。

さらに2010年には、ジャッキー・チェンとウィル・スミスの息子のジェイデン・スミスによるリメイク版が製作され、ジャッキーは空手ではなくカンフーの達人(ミスター・ハン)として、ジェイデン演じる少年ドレの師匠として登場、全世界で大ヒットを記録した。また、1作目の34年後を描いた映画のスピンオフドラマ「コブラ会」(2018)もシーズン6まで製作、Netflixより配信中で話題を呼んでいる。

そしてついに、空手とカンフーに分かれていたベスト・キッドのユニバースが、最新作で1つに繋がる。オリジナル版で主役の「カラテ・キッド」を演じたラルフ・マッチオ(ダニエル)がスクリーンに復活。リメイク版でカンフーの師匠を演じたジャッキー・チェンと初競演。空手とカンフー、2人のレジェンドの極意を受け継ぐ<ニューヒーロー>が誕生。

最新作の主人公は17歳の高校生リー(ベン・ウォン)。北京でジャッキー演じるミスター・ハンからカンフーの指導を受けていたが、家族の不幸により 母親と共にニューヨークに移住することになる。リーは過去の出来事を忘れようと努力するが、なかなか周囲やクラスメイトと馴染めず、不当ないじめを受け、争いごとやトラブルに巻き込まれてしまう。そんな時、心を許せる数少ない友人から助けを求められたリーは 大切な友人のために戦うことを決意するが、自分のカンフーのスキルだけでは充分ではない——。

予告編では リーのカンフーの師匠であるハンが、空手の達人ダニエル(オリジナル版の主人公)を訪ねるシーンがある。ミスター・ミヤギの写真の前で、リーのために助けを求めるハン。そして、空手とカンフー、2人のレジェンドから2つの異なる格闘スタイルを学んだリーは、新たな極みに達した<真のファイター>として究極の格闘大会に挑む。

本作のベスト・キッド役は、何千もの若手俳優たちを始め 世界中から応募が殺到したオーディションを勝ち抜いたベン・ウォン。ドラマ「アメリカン・ボーン・チャイニーズ 僕らの西遊記」(2023)などで活躍する新鋭だが、彼の演技力もさることながら、空手、カンフー、拳法、テコンドーなどの武術を習得したベンの<究極のアクション>は本作最大の見せ場となっている。

場面写真でも、ニューヨークの高層ビルを背景にハイキックを見せるリーの姿が。その並外れた身体能力の高さに世界中から期待が高まっている。そして、もう1点、リーの師匠となる2人のレジェンズ=ダニエル(ラルフ)とハン(ジャッキー)、そしてリー(ベン)とのスリーショット。シリーズファンを狂喜乱舞させたレジェンズ2人と、彼らの極意を授かる<ベスト・キッド>が、今夏、新たな伝説を作り出す。

ベスト・キッド:レジェンズ

ベスト・キッド:レジェンズ

『ベスト・キッド:レジェンズ』今夏、全国ロードショー

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