SPORTS2025.04.17

「黙って見とけw」 大谷翔平は不調なのか…?ネット上で議論勃発も“豪快アーチ”であっさり黙らせる 「アンチ息してるか?」

大谷翔平

写真:AP/アフロ

4月14日(日本時間4月15日)に行われたロサンゼルス・ドジャース対コロラド・ロッキーズの一戦で、ドジャース・大谷翔平が第5号アーチを放ち、それがファンの間で“復調の狼煙”であると話題となっている。

注目を集めることとなったのは、2-0、ドジャース2点のリードで迎えた3回裏・ドジャースの攻撃。この回先頭で打席に入った1番・大谷は、カウント2-2からの6球目、外角高め、約157km/hの速球を一閃。すると、爆発音にも似た強烈な打撃音と共に、打球は瞬く間にセンター方向へと舞い上がり、そのままほとんど勢いを落とすことなく、バックスクリーン付近へ。打球速度にしておよそ180.2km/h、推定飛距離124メートル。チームを勢いづける今季第5号のソロ弾となった。

このところ、快音から遠ざかっていたとあって、この日、最初の打席でヒットを放ち、続く第2打席でこのアーチを放つまで、“大谷スランプ説”“大谷限界説”など、ネット上には散見されたが、そうした声を完全沈黙させるかのようなこの日の活躍に、SNS上の野球ファンからは「アンチ息してるか?」「全然スランプちゃうやん」「そもそもスロースターターや」「去年も春先は打球が上がらないとかなんとかw」「終わってみれば50-50達成やし」「黙って見とけw」といった様々な反響が巻き起こることに。

■大谷翔平、所属チーム18試合消化時点での成績

【2021年】打率.294、本塁打5、打点14、OPS.966、盗塁3

【2022年】打率.227、本塁打3、打点9、OPS.671、盗塁3

【2023年】打率.281、本塁打4、打点11、OPS.870、盗塁1

【2024年】打率.338、本塁打4、打点10、OPS1.048、盗塁2

【2025年】打率.290、本塁打5、打点6、OPS.939、盗塁4

なお、大谷は例年、スロースタートの傾向があり、5月頃までは量産モードに入らない年の方が多く、そうした意味でいえば今季はまさに“通常運転”といったところ。スランプ説は、多くの人々にとって、昨季の活躍が強烈な印象を残しているがゆえの、ある種の錯覚だと思われるが、いずれにしかり、例年、大谷の打撃が本格的に波に乗るのはもう少し後のこと。その試合、その打席ごとの結果に一喜一憂せず、“その日”を楽しみに待ちたいところだ。

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