SPORTS丨2025.04.01
大炎上! 違反じゃないけど… ヤンキースの“秘密兵器”が物議を醸す「さすがにアカンw」「これでホームランが出やすくなってるの?」

写真:UPI/アフロ
3月29日(日本時間3月30日)に行われたニューヨーク・ヤンキーす対ミルウォーキー・ブリュワーズの一戦で、ヤンキース打線が9本塁打20得点と大爆発。その際、ヤンキースが今季から投入している“秘密兵器”が注目を集めた。
序盤から花火大会の様相を呈したこの試合、1回裏・ヤンキースの攻撃では1番ポール・ゴールドシュミットが初球、外角高めの速球を豪快に左中間スタンドへと叩き込む先頭打者アーチで1点を先制すると、続く2番のコディ・ベリンジャーも、初球、真ん中高めのボール球の速球をフルスイング。まさかの2者連続アーチに。するとあろうことか3番のアーロン・ジャッジも初球、内角やや低めのカットボールを振り抜き、レフトスタンドへ。なんとわずか3球で3本塁打が飛び出すという、前代未聞の状況となった。
ヤンキースはこの回、6番のオースティン・ウェルズにも一発が飛び出し、4アーチでいきなり4点を先制。しかもその後も5発のアーチで得点を重ね、終わってみれば20得点。追いすがるブリュワーズも9点を返すものの遠く及ばず、結局は20-9でヤンキースが大勝することとなった。
しかし、こうしたヤンキースの“花火大会”状態の戦いに、SNS上では「フェアじゃない」「インチキ」という心ない批判の声も続出。というのも、ヤンキースは今季から“トルピードバット(魚雷バット)”と呼ばれる、ボウリングのピンを彷彿とさせる特殊な形状のバットを採用。これはヤンキースの分析・研究部門のスタッフが研究を重ね、元職員の物理学者らとともに製品化にこぎつけた“秘密兵器”なのだという。要はこの“魔改造バット”ともいうべき代物が前述の批判を生んでいるというわけだが、無論、その寸法や形状等はMLBで許可されている規格の範囲内に収まっており、MLBも公式見解としてこのバットを「違反用具ではない」としている。
とはいえ、このバットを採用した途端にチーム全体がHR量産体制に入っていることが明確であることから、SNS上では「さすがにアカンw」「未使用なのに一番打ってるジャッジが技術力高いってことでOK?」「そんな簡単に飛ぶようになるとは思えないけど…」「合法でも実質チートなんだから禁止すべき」「これでホームランが出やすくなってるの?」といった様々な声が。
なお、この試合で一番多くのアーチを放ったジャッジは、4回までに3アーチを放つという驚異的な成績を収めているが、その実、この“トルピードバット“は使用せず、今季も従来品を使用中。その理由についてジャッジは、「ここ何年も(このバットで)結果を出しているから、わざわざほかのバットを試す必要なんてないよ」と語ったという。なんとも“62発男”らしい見解といえるだろう。