SPORTS2025.04.20

これはヤバい… WBC米代表、ついに本気になってしまった? オーダー予想が過熱 「今回はガチ」「なにこのチートチーム」

アーロン・ジャッジ

写真:UPI/アフロ

4月15日(日本時間4月14日)、2026年開催予定のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の米国代表キャプテンにニューヨーク・ヤンキースの“62発男”アーロン・ジャッジが選出されたことを受け、早くも米メディアでは、代表メンバーの予想がにわかに活気を帯び、野球ファンの間で話題となっている。

ドジャース周辺の話題などで、しばしば日本のメディアでもその名が聞かれるようになった『The Athletic』誌は、ジャッジのほかに外野にはロサンゼルス・エンゼルスの主砲で、前回開催では“相棒”大谷翔平との対決が話題となったマイク・トラウトやサンディエゴ・パドレスの若きスラッガー、ジャクソン・メリル、シカゴ・カブスで鈴木誠也の前後を打つポイントゲッター、カイル・タッカーや、アリゾナ・ダイヤモンドバックスの斬り込み隊長として知られるコービン・キャロルらが並び、内野ではファーストにフィラデルフィア・フィリーズの主砲ブライス・ハーパー、セカンドには大谷翔平の後ろを打つロサンゼルス・ドジャースのムーキー・ベッツ、サードにはアトランタ・ブレーブスのオースティン・ライリー、そしてショートにはカンザスシティ・ロイヤルズのボビー・ウィットJr.を配すると、投手陣には“怪童”ポール・スキーンズ(ピッツバーグ・パイレーツ)、“世界ナンバーワン左腕”の異名をとるタリク・スクーバル(デトロイト・タイガース)らをチョイスするという、“オールスター以上にオールスター”な顔ぶれを予想することに。

米メディアの予想は、概ねこの顔ぶれが軸となる布陣が中心となっているが、これらを踏まえた上で、それらの予想をスタメン化すると以下の通り。

■米メディアが予想する2026WBCの先発オーダー

【1】ボビー・ウィットJr. (遊撃/ロイヤルズ)

【2】ムーキー・ベッツ   (ニ塁/ドジャース)

【3】アーロン・ジャッジ  (右翼/ヤンキース)

【4】カイル・タッカー    (左翼/カブス)

【5】マイク・トラウト    (指名/エンゼルス)

【6】ブライス・ハーパー  (一塁/フィリーズ)

【7】ガナー・ヘンダーソン(三塁/オリオールズ)

【8】カル・ローリー      (捕手/マリナーズ)

【9】コービン・キャロル  (中堅/イヤモンドバックス)

【P】ポール・スキーンズ  (先発/パイレーツ)

こうしたオールスター以上にオールスターな豪華布陣に、SNS上の野球ファンからは「なんやこれw」「本気やんw」「なにこのチートチーム」「クワンを日本代表に入れるしかない」といった様々な反響が巻き起こることに。

なお、上記の顔ぶれのうち、前回2023年の大会でも代表に選出されたのはムーキー・ベッツ、マイク・トラウト、カイル・タッカー、ボビー・ウィットJr. 4名のみ。そうした意味でいえば、かなり新しい顔ぶれが目立つ布陣といえるが、その豪華度は前回以上といえるだけに、今回は日本チームも“強豪アメリカ”相手に楽勝とはいかなそうな気配だ。

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