CULTURE2025.01.12

謎の中毒性と懐かしさで大人気! ラメロ・ボールの兄・リアンジェロの新曲『Tweaker』がネット上でバイラルヒット

高校バスケットボール界の伝説・ボール3兄弟の次男で、ラッパーとしても活動を始めたリアンジェロ・ボールの新曲『Tweaker』がインターネットで大きな話題を呼んでいる。

1月3日、リアンジェロ・ボールはG3、G3 Gelo、または単にGeloというラップ名義で、新曲『Tweaker』をリリース。この楽曲は、南部風のアクセントで軽快なビートに乗せてラップを披露。1990年代後半から2000年代初頭の雰囲気を感じさせるサウンドだと話題だ。「I might swerve, bend that corner, woah-woah(カーブを切るぜ、ウォウウォウ)」と、キャッチーなサビで歌うこの曲は、ネット上で瞬く間に広まり、時代を超えたサウンドとして注目されている。この曲のインパクトの強いリリックと、懐かしさを感じさせるビートが絶妙にマッチしており、多くの人々が2000年代のファッションで曲を楽しむ姿がSNS上で見られた。

また、著名人たちも反応。ラッパーのLil Yachty(リル・ヨッティ)は、自身のSNSでこの曲に合わせて踊る動画を投稿。さらに、Boosie BadAzz(ブージー・バッダス)やMoneybagg Yo(マネーバッグ・ヨー)といったラッパーたちも、この曲のリミックスに参加したいとSNSで熱望している。また、1月5日にミネソタ・バイキングスとの試合に勝利したデトロイト・ライオンズの選手たちは、ロッカールームでこの曲をかけて祝勝パーティーを行った。

『Tweaker』の人気は衰えることを知らず、G3は3月に開催される<Rolling Loud California>への出演が決定している。この曲のコーライターとして、リアンジェロの兄でNBA選手のロンゾ・ボールが名前を連ねるが、ロンゾは楽曲制作に関わったことを否定している。