SPORTS丨2025.08.14
なんでこんな怒った? 大谷翔平への“名指し批判”がネット上で賛否 ロバーツ監督の発言が話題に「頼りすぎ」「ちゃんと言って偉い」

写真:AP/アフロ
8月10日(日本時間8月11日)に行われたロサンゼルス・ドジャース対トロント・ブルージェイズの一戦で、思わぬ逆転負けを喫したドジャース。その試合後、デーブ・ロバーツ監督が行った大谷翔平への“名指し批判”が、野球ファンの間で賛否を呼んでいる。
3-2、ドジャース1点のリードで迎えたこの試合の6回裏・ドジャースの攻撃。1死走者なしの場面でこの日の第4打席を迎えた大谷は、4番手セランソニー・ドミンゲスに対して上手く粘りながらセンターへのヒットで出塁すると、2死となってから3番ウィル・スミスへの初球でスタートを切り、二盗を成功。自ら得点圏に進むと、続いてスミスへの四球で2死一、二塁の場面となってから、4番フレディ・フリーマンへの初球でスタート。しかし、こちらは失敗し、貴重な追加点の好機が潰えることとなった。
するとこの場面について試合後、ロバーツ監督は取材陣に対し、「(盗塁は)大谷自身の判断。良いプレーとは言えなかった」とバッサリ。さらには5-4と逆転されて迎えた9回1死満塁の場面で、大谷が空振り三振となったことについても、「(マウンド上の投手は)スピードボールがそこまで速いわけではないし、(本来であれば)センター方向へと運ぶつもりで打つべきだった。また、是が非でも1点が欲しい場面で、(当たっても犠牲フライになりづらい)低めの球に手を出しての三振というのは、絶対にやってはいけないプレーだった」と、大谷を“戦犯”として位置づけているかのような批判を展開。これが紹介されると、SNS上のファンからは「なんでこんな怒ってるの?w」「言いすぎだろw」「大谷さんに頼りすぎやろ」「ドジャース負けすぎで焦ってる」「大谷だけ特別扱いしないのはスゴい」「ロバーツって平等に扱うんだよな」「ちゃんと言って偉い」「ロバーツって意外に結果重視だよな」「パドレスがもう近づいてきてるぞw」といった様々な反響が巻き起こることに。
日本のメディア上での扱いはともかく、ロバーツ監督の采配を巡っては、その輝かしい実績とは裏腹に、かねてより日米両国のファンからの批判的な声も少なくはない。そこへきて、今季は頻繁に行われる大谷への名指し批判。これが思わぬ炎上へと繋がっていると推測されるが、果たしてこうした声を、優勝という形で掻き消すことができるのか、その手腕に期待したいところだ。