SPORTS2025.10.12

大谷翔平が打撃不振… “苦手ピッチャーの特徴”が明らかに? ファンが”まさかの反応”「これで最強になってしまう」「修正するのが大谷さん」

大谷翔平

写真:UPI/アフロ

10月9日(日本時間10月10日)に行われたナショナル・リーグ・ディビジョンシリーズ4回戦、フィラデルフィア・フィリーズ対ロサンゼルス・ドジャースの一戦で、ドジャースが劇的なサヨナラ勝利。しかし、それと前後する形で、打撃不調に陥った大谷翔平の弱点が明らかになったと話題になっている。

これはMLB公式のデータから明らかになったものを、現地の専門メディアなどが報じているもので、それらの情報によると、今季の大谷は「腕の角度が38度以下で、かつ、左腕」という特徴を持った投手に分が悪く、レギュラーシーズンの成績を元にすると、腕の角度が38度以上の左腕に対しては、打率.317であるのに対し、38度未満は.221とその差は歴然。つまり、大谷を抑えたければ、この条件を満たす投手をぶつけるのが正しいという形になる。実際、ディビジョンシリーズで対戦したフィリーズでは、サンチェス、ストラム、ルサルドの3左腕がこの条件を満たしているが、そうしたせいもあってか、大谷はフィリーズとのディビジョンシリーズ4試合で18打数1安打9三振とブレーキ状態に。
こうした大谷の“弱点”に、SNS上の野球ファンからは「すげえデータだな」フィリーズは大谷に対して成長の隙を与えてしまった」「これで最強になってしまう」「オフどころかポストシーズン中に修正するのが大谷さん」「実際タナスコは大谷キラーだったからいい勉強になる」「そもそもサンチェス、スアレス、ルザルドなんか全員サイヤング級なんだから仕方ない」「サンチェスをまともに打てる左打者なんていない」「チームは勝ってるからな」「それでも申告敬遠されてたな」「言われてみればそうかもなレベルなんやが」と意外にポジティブな反響が多く巻き起こっている。

ちなみに、こうした大谷の兆候が顕著に現れたのは、10月4日(日本時間10月5日)に行われた1回戦。この日は先発サンチェスに3打席連続三振を喫した大谷は、3番手として登場したマット・ストラムからも三振を喫して4打席連続三振に。唯一の出塁となった9回・第5打席での四球は、右腕のジョアン・デュランによるもの。いかに“苦手”としているかが浮き彫りとなったが、これまでも実に様々な形で“進化”を遂げ、打撃を磨き続けている大谷。こうした弱点も、そう遠からず克服する日が来ることに期待したいところだ。

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