SPORTS2025.07.30

電撃コンバート? 監督からも信頼された… リヴァプール遠藤航、新シーズンはセンターバック起用が本命か

遠藤航

写真:REX/アフロ

リヴァプールの日本代表MF遠藤航は、新シーズンから本格的にセンターバックで起用されるかもしれない。クラブ公式があげたSNSの動画で、センターバックとしてプレーする遠藤の姿が映し出され、ファンたちが反応している。

昨季のプレミアリーグ王者であるリヴァプールは、レヴァークーゼンからMFフロリアン・ヴィルツとDFジェレミー・フリンポン、ボーンマスからDFミロシュ・ケルケズを獲得するなど積極的な補強を行っている。

一方で、地元紙『Liverpool ECHO』はセンターバックの補強が進んでいないことを指摘。去就が注目を集めていたDFフィルジル・ファン・ダイクは契約延長にこぎつけたが、そのほかではDFイブラヒマ・コナテとDFジョー・ゴメスなどセンターバックとして起用可能な選手は3名のみとなっている。

現在、アジアツアーを行っているリヴァプール。クラブ公式SNSが、トレーニングの様子を公開すると、そこにはセンターバックで起用される遠藤の姿が映し出されていた。

これに反応したファンたちは「公開練習見る限り遠藤はセンターバック起用かな?」「かなり長い時間YouTubeでリヴァプールのトレーニング見れた。遠藤がずっとCBやってたけど補強はなし?」「遠藤がコナテと2CB組んでる。やっぱりSBカウントもされてるな」「遠藤はCB仕込めば絶対うまくいくんよな。サイドに散らせるし、縦パスキツくないし、なんといっても頭いい」など高評価のようだ。

なお遠藤は昨シーズン、新指揮官のアルネ・スロット監督の下で出場時間を大幅に減らした。しかしクローザーの役割を完遂し、公式戦32試合でプレーするなど出番自体は与えられている。また、チーム事情によりセンターバックでの起用もされており、さらにリードの局面でも本来のポジションとは違う役割で出場機会を得るなど、スロット監督から一定の評価を受けている。

ファンたちも「遠藤がスロットの構想に入り、本人も残ったのは大きい。アンカー、CB、右SBでプレーできるベテランはめちゃくちゃ偉大」「CBはもう取らないかも。ダイク、コナテ、ゴメス、遠藤で回すのかも」「正直いって、スロットはアンカーを取りに行くと思っていたから、フラーフェンベルフはもちろん、遠藤も信頼されてる」と遠藤がスロット監督の信頼を得ていると見ているようだ。

浦和時代にも3センターバックでプレーするなど、ポリバレントな活躍を見せた遠藤。新シーズンはプレミアリーグ王者のバックラインで躍動する姿が多く見られるかもしれない。

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