SPORTS丨2026.03.27
「クソ痛ぇ」「ハメられた」 RIZIN秋元強真の元世界王者を粉砕したパンチは“マジでめちゃくちゃクソ速い”
3月7日、東京・有明アリーナで格闘技イベント「RIZIN.52」が行われ、メインイベントのフェザー級マッチでは“超新星”秋元強真が、元Bellator世界バンタム級王者のパッチー・ミックスに2R、1分37秒でTKO勝ちを収めた。Xの世界トレンドTOP5入りするほどの国内外で注目を集めた試合の舞台裏が舞台裏が公開された。
YouTubeチャンネル『RIZIN FIGHTING FEDERATION』では『RIZIN CONFESSIONS #210 | 秋元強真 vs. パッチー・ミックス』を公開。試合当日の選手たちを追いかけたドキュメンタリーを紹介している。
翌日に20歳の誕生日を迎える期待の超新星・秋元は、試合前から普段と変わらない落ち着いた様子を見せる。リングに上がり感触を確かめながら、朝倉海とさまざまなシチュエーションを確認。世界が注目する元Bellator王者との一戦に向けて「いい感じです。寝技に付き合うつもりはない。打撃で制圧したい」と、万全の仕上がりを強調した。
一方のパッチー・ミックスは「秋元も俺も全てができるファイターだから死闘になる。そういう試合が好きだ。あいつの全ての試合を見てきた。バックをとって決めてやる。有望株と言われてるからな。俺が見極めて、その看板ごと叩き潰す」と意気込む。
秋元強真の打撃は世界に通用するのか──。ファンが固唾を飲んで見守る中、開始のゴングが鳴り響く。
「触らせない。一定の距離を意識して。テイクダウンを狙ってきたので、僕はパンチをもらうのを捨ててテイクダウンを切ることに全振りしていた」
開戦から寝技に持ち込もうとするパッチー・ミックスに対して秋元は冷静に対処する。そこから一発のジャブを顔面に当てたところで手応えを確信した。
「最初のジャブでもう、めっちゃ顔が嫌がってたからね」
そこから得意の打撃戦に持ち込む。ジャブを浴びせて流れを一気に引き寄せ、そこからボディも織り交ぜてパッチー・ミックスを削っていく。
パンチが当たり始めたことで普通ならば攻め気が強くなる。しかし秋元は冷静だった。「当たるけど一発では倒れないのはわかっていた。コンパクトに流さず打つ」と手数を増やしてプレッシャーを強めていき、コーナーに追い詰める。ジャブから左ストレートを当てたところで、パッチー・ミックスが膝から崩れ落ちる。この機に秋元はさらに攻勢を強め、膝をつく相手に追撃のサッカーボールキックを浴びせる。ここで仕留めることはできなかったが、パッチー・ミックスの顔面からは鮮血が流れていた。
迎えたラウンド2。ここも秋元は冷静で「タックルに来るのはわかっていた。1ラウンド目と同じ上に最初は捌いた。もう一回倒したら止められる。勝てるぞと思っていた」と、相手の攻撃を受け流してから反撃に転じた。
その言葉通り左のフックが顔面を捉え、相手が怯んだところで、パンチを浴びせていく。たまらず膝をついたパッチー・ミックスに、またもサッカーボールキックを浴びせ、2発目を打ち込んだところでレフェリーが間に割って入った。
冷静な試合運び、豪快な打撃、見事なKO劇。超新星が見せた圧倒的なファイトに有明アリーナは大歓声に包まれた。
「どの団体の選手よりもスピードだけは速い自信がある。完璧でしたね」と笑みを見せて振り返る秋元。一方、パッチー・ミックスは、試合直後のリングで「彼には脱帽だ。誕生日おめでとう。俺を初めてフィニッシュした男だ」と秋元を称える。
しかし控え室に戻る最中には「クソ痛ぇな。最悪だよ。めちゃくちゃ速かった。速いことはわかっていたが、組み付けると思ってたんだ。速過ぎて俺がハメられていることにも気がつけなかった。マジでクソ速かったぞ」と秋元のスピードに思わず本音を漏らした。








