CULTURE丨2026.03.27
リル・ウェインはAIの進化に不安はないのか? 仕事を奪われることを恐れる人々に向けて一言

Lil Wayne(リル・ウェイン)が、音楽業界におけるAIの台頭について率直な見解を語った。
ポッドキャスト番組「Not Just Football with Cam Heyward 」への出演で、リル・ウェインは人工知能を「脅威ではなくチャレンジ」と捉えていると明かす。AIの進化に対して不安はないのかという問いに対し、答えはシンプルだった。
「最高じゃないか。どんなAIであろうと俺のほうが上だし、今もそう。こういう挑戦は歓迎だよ」
AIと初めて向き合ったのは、友人がその性能を見せてきたときだったという。友人はその可能性に「少し不安を感じていた」といい、こんなやり取りがあった。「“Lil Wayneみたいなバースを作れるAIがあるんだ”って言われてさ。じゃあやってみろよって。実際に出てきたけど、いくつかのデバイスで試しても全部ダメだった。問題ないって思ったね」
一方で、AIの有用性自体は否定していない。ビーニー・シーゲルが自身の過去の声を再現するためにAIを活用している例については、「役に立つ使い方だ」と評価。ただし、それでもアーティストそのものを代替することはないと断言する。
さらに話題は音楽を超え、あらゆる職業に広がった。AIに仕事を奪われることを恐れる人々に向けて、彼はこう言い切る。「ミュージシャンに限らず、どんな仕事でも同じだ。清掃員でも“AIに仕事を取られるかも”って思うなら、もっと上手くやればいい。誰にもできないレベルでやれよ」
ヒップホップ界でも屈指の多作アーティストとして知られるリル・ウェインが、AIに対して一切臆する様子を見せていないことは、ファンにとっても安心材料となりそうだ。彼はこれまでも同様のスタンスを繰り返し語ってきた。
リル・ウェインは今年後半、2004年の代表作『Tha Carter』のリリースから20周年を記念したツアーをスタートさせる予定。多くの公演には2チェインズが帯同し、一部公演にはゲームも参加する見込みだ。









