MOVIE丨2025.02.08
批評家スコア97%!「秀逸」「衝撃」「驚愕」「神秘」と大絶賛! アカデミー賞10部門ノミネート『ブルータリスト』
「第81回ヴェネチア国際映画祭」でプレミア上映され、銀獅子賞を受賞、「第82回ゴールデングローブ賞受賞」では作品賞(ドラマ部門)、監督賞、主演男優賞(ドラマ部門)を見事獲得。「第97回アカデミー賞」では、作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞、助演女優賞、脚本賞、編集賞、撮影賞、美術賞、作曲賞部門の合計10部門にてノミネートを達成した映画『ブルータリスト』が、2月21日(金)より公開される。この度、本予告が解禁となった。
本作は、第二次世界大戦下にホロコーストを生き延び、アメリカへと渡った、ハンガリー系ユダヤ人建築家ラースロー・トート(エイドリアン・ブロディ)の30年にわたる数奇な半生を、監督・脚本を務めた36歳の気鋭ブラディ・コーベットが描き出した、215分にわたる壮大な人間ドラマ。
映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では、批評家97%(2024年11月時点)という高スコアをたたき出しており、「エイドリアン・ブロディによる魂の演技と、監督・脚本のブラディ・コーベットにより完璧にデザインされた『ブルータリスト』は、移民体験に対する壮大なトリビュートだ」と総評、また、イギリスの大手新聞「The Guardian」は本作を5つ星とし、「素晴らしい!夢中にさせる大作」と絶賛レビューしている。
才能にあふれるハンガリー系ユダヤ人建築家のラースロー・トート(エイドリアン・ブロディ)は、第二次世界大戦下のホロコーストから生き延びたものの、妻エルジェーベト(フェリシティ・ジョーンズ)、姪ジョーフィア(ラフィー・キャシディ)と強制的に引き離されてしまう。家族と新しい生活を始めるためにアメリカ・ペンシルベニアへと移住したラースローは、そこで裕福で著名な実業家ハリソン(ガイ・ピアース)と出会う。建築家ラースロー・トートのハンガリーでの輝かしい実績を知ったハリソンは、ラースローの才能を認め、彼の家族の早期アメリカ移住と引き換えに、あらゆる設備を備えた礼拝堂の設計と建築をラースローへ依頼した。しかし、母国とは文化もルールも異なるアメリカでの設計作業には多くの障害が立ちはだかる。ラースローが希望を抱いたアメリカンドリームとはうらはらに、彼を待ち受けたのは大きな困難と代償だったのだ——。
映像は、<もだえながらも、生き、切り拓く>彼の数奇な人生の瞬間を捉えたもの。ホロコーストから生き延び、夢溢れてアメリカに移住したラースロ・トート。才能ある建築家だった彼は、ある出来事をきっかけに失墜、日雇いの土木作業に身を投じる日々を過ごしていた。だが、裕福で著名な実業家ハリソンが偶然ラースローのそれまで携わった業績を知ったことで、ラースローの人生は大きく動き出していく。不安と希望が入り乱れた表情で電車に乗る姿、アメリカで再会した従兄弟との束の間の休息や別れ、そして数々の建築物と“自由の女神”に象徴されるアメリカの風景。「狂気に飲み込まれないで」「約束するよ」—最後、ラースローと妻が交わす言葉を体現するかのような映像になっている。
『ブルータリスト』は2月21日(金)より全国ロードショー(2月11日〜先行公開)