STREAMING2025.03.02

女性の下着、車いす高齢者に麻薬を隠して“運び屋”に、200人以上の殺害に関与 『コカイン・ゴッドマザー -麻薬帝国の女帝-』グリセルダの波乱に満ちた生涯を描く

コカイン・ゴッドマザー -麻薬帝国の女帝-

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オスカー俳優のキャサリン・ ゼタ=ジョーンズ主演、かつて「コカインの女王」として知られたグリセルダ・ブランコの波乱に満ちた生涯を描いた『コカイン・ゴッドマザー -麻薬帝国の女帝-』が、Hulu、U-NEXTにて配信中だ。

本作は、撮影監督としてロバート・ロドリゲスやギレルモ・デル・トロの作品を多く手がけ、2007年の『パンズ・ラビリンス』ではアカデミー撮影賞を受賞したギレルモ・ナヴァロがメガホンを取った。80年代にかけてコロンビアとアメリカの裏社会を席巻した“コカインの女帝”グリセルダ・ブランコ。200人以上の殺害に関与し、女性や子供、老人までも麻薬の運び屋に仕立て上げ、その類まれなる発想力と冷酷さでその名を馳せていく。そのカリスマ性の裏に隠された彼女の苦悩と悲しみとは?

一部公開中の本編映像では、グリセルダ(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)と夫のアルベルトのシーンから始まる。彼女はアルベルトの人脈と自身のアイデアを活かし、空港でのチェックが甘くなることを見込んで高齢者に演技で車いすに乗らせたうえ麻薬を数キロも密輸させ、さらに故郷のメデジンでは、女性たちのブラジャーや靴のヒールの中に麻薬を隠すなど、運び屋を演出する衝撃的な悪行の数々が映し出されている。

『コカイン・ゴッドマザー -麻薬帝国の女帝-』はHulu・U-NEXTにて配信中

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