SPORTS2025.03.07

オリオールズ・菅野智之、ドン引きさせてしまう… 鬼制球&変化球で無双しまくる ファン騒然「NPB最高投手」「開幕ローテどころかエース候補」

菅野智之

AP Photo/Stephanie Scarbrough

ボルチモア・オリオールズの菅野智之が3月3日(日本時間3月4日)、ボストン・レッドソックスとのオープン戦に登板。前回同様、持ち前の“鬼制球”とキレ味鋭い変化球を駆使したベテランらしい危なげない投球で、見事、無失点で切り抜け、早くも大きな話題となっている。

2-0、オリオールズ2点のリードで迎えた3回、2番手のマウンドに上った菅野は、まずこの回先頭のトレイス・トンプソンを1球でセカンドフライに打ち取ると、続くネイト・イートンに対しては、外を突く絶妙な投球を取ってもらえずにストレートの四球を出すことに。すると1死一塁で迎えたデビッド・ハミルトンは初球を狙い打たれてライト前へ。これで1死一、三塁、さらにその後、盗塁を許して1死二、三塁と、一打同点のピンチを迎えることとなってしまった。

しかしここからが菅野の真骨頂。このピンチにも一切動じず、続くアレックス・ブレグマンをゾーンいっぱいの“鬼制球”と切れ味鋭いスプリットで見逃し三振にとると、最後は低めにボールを集めてマルセロ・メイヤーをストレートの見逃し三振に。この日のゾーンを確認した上で、そのギリギリを突くというベテラン・菅野ならではの制球の良さと“投球巧者”ぶりが際立つ内容となった。

菅野は続く4回も、先頭打者に出塁を許すも、“鬼制球”を武器に、打たせてとる投球で後続をキッチリと絶ち、この回も無失点に。海を渡った米国でも、日本時代と変わらぬマウンドさばきを見せ、開幕ローテ入りを狙う菅野に、試合中に現地メディアからの取材を受けたマイク・エライアスGMも「前評判通りの抜群の制球力だった」と絶賛。また、ネット上のファンからは「さすがNPB最高投手」「ブレグマンとメイヤーが二者連続見逃しやぞ?」「サイ・ヤング獲ってしまう」「開幕ローテどころかエース候補w」「巨人時代より良いw」「制球も変化球もすげえ」「スプリットとツーシームがエグすぎる」「これは楽しみだわ」といった様々な反響が巻き起こっている。

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