SPORTS2025.09.23

同情しかない… 大谷翔平がホームランを打ちまくる“カモってる球団”とは? 「打ちすぎ」「だから大谷を獲れとあれほど…」

大谷翔平

写真:AP/アフロ

9月20日(日本時間9月21日)に行われたロサンゼルス・ドジャース対サンフランシスコ・ジャイアンツ戦で、今季第53号を放ったドジャース・大谷翔平。そんな大谷が“カモってる”球団が、ここに来て注目を集めている。

この日は5-4、ドジャース1点のリードで迎えた6回裏に、先頭で打席に入った1番・大谷は、ジャイアンツの4番手ジョエル・ペゲーロに、カウント2-2と追い込まれながらも、5球目に投じられた外角高め、160km/hの難しい剛速球を、フルスイングでレフト方向へと弾き返し、打球速度107.4マイル(約172.84km/h)でそのままスタンドへと突き刺さる逆方向弾に。実はこのアーチで、今季、大谷がジャイアンツから放ったアーチはなんと6本目。ドジャースでプレーしはじめた昨季からの通算では、25試合で10本塁打と、完全に“カモってる”状態となっているのだ。これはジャイアンツ側からすると非常に頭の痛い問題。ましてや、かつてドジャースら各チームとの“激しい大谷争奪戦”の末に敗れたジャイアンツの過去を思えば、逃がした魚があまりに大きすぎたとしか言いようがない。

ちなみに、大谷が放った今季の53本塁打のうち、その“貢献度”でいえば、ジャイアンツの6本がトップで、次いでホームランの出やすい高地球場を本拠地とするコロラド・ロッキーズの5本が群を抜いており、逆に苦手としているのは、13試合の対戦でなんとか1本塁打を放っているものの、打率.184と抑えこまれているサンディエゴ・パドレス。そのため、こうしたデータを踏まえる形で、ネット上の野球ファンからは「知ってたw」「同情しかない」「打ちすぎ」「だから大谷を獲れとあれほど…」「いや、全力で獲ろうとしただろ」「こんなにカモられてるとは」といった様々な反響が巻き起こっている。

なお、156試合を消化した現在、88勝68敗で勝率.564、ナ・リーグ西地区トップとなっているドジャース。同2位のパドレスには3ゲーム差をつけているものの、ここへきてロバーツ監督の采配ミスで継投失敗し、無駄な黒星をつける試合が目立つことも事実。残り試合すべてを白星で飾り、ポストシーズンへと弾みをつけるためには、大谷の打棒炸裂が必要不可欠。“お得意様”との対戦はもう残っていないものの、引き続きその活躍に期待したいところだ。

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