SPORTS丨2025.09.27
「アンチはキレてるだろ」 佐々木朗希、本気を出して黙らせる… 投壊ドジャースを救う“初リリーフ登板”「最強すぎる」「スットコは超えたな」

写真:アフロ
9月24日(日本時間9月25日)に行われたアリゾナ・ダイヤモンドバックス対ロサンゼルス・ドジャースの一戦で、ドジャース・佐々木朗希の138日ぶりの“メジャー復帰登板”が野球ファンの間で話題となっている。
ドジャース2点のリードで迎えた7回裏からリリーフでの登板となった佐々木。この回先頭の6番ジェームズ・マッキャンをたった2球で三塁ゴロに打ち取ると、続く7番のティム・タワに対しては、カウント2-2と追い込んでからの5球目、内角膝元いっぱいにズバンと決まる159km/hの剛速球で見逃し三振に。そして2死走者なしとなって迎えた8番のイルデマロ・バルガスに対しては、160km/h前後の剛速球に、138~142km/hのスプリットを混ぜながら、低めにボールを集める配球で追い込み、最後は外角低めいっぱいのところへと投じた160km/hの剛速球でファウルチップを打たせて空振り三振に切ってとった。
長らくリリーフ陣が打ち込まれる形での逆転負けが目立つドジャースにあって、たった1イニングとはいえ完璧にダイヤモンドバックス打線を抑えこんだ佐々木に、SNS上の野球ファンからは「完全復活やん」「最強すぎる」「大復活やん」「最後エグい球きた」「誰だよ来年帰国不可避とか言ってた奴は」「スットコは超えたな」「アンチはキレてるだろ」「はい、手のひらクルー」「1イニングなら大体の打者抑えれるだろ」といった様々な反響が巻き起こることに。
開幕からの8試合はいずれも先発登板で、1勝1敗。前回登板の5月9日(日本時間10日)のダイヤモンドバックス戦では5失点、その前5月4日のアトランタブレーブス戦、さらにその前となる4月27日のピッツバーグ・パイレーツ戦でも各3失点と、春先に先発していた頃は、5回3~4失点、お世辞にも好投しているとは言い難かった佐々木だが、“復活登板”となったこの日はリリーフとして完璧ともいえる投球を見せることに。一方、チームとしても相次ぐ投手陣の離脱により、リリーフ陣を酷使する状況が生まれ、結果、慢性的に疲弊状態にあるリリーフ陣が打ち込まれて負けるという状況が目立っていたドジャース。そうした中での佐々木のリリーフとしての復活は、チームにとってなんとも嬉しい誤算であったといえそうだ。