CULTURE丨2025.03.14
“鬼太郎大ファン”Adoがオープニング主題歌を担当『ゲゲゲの鬼太郎 私の愛した歴代ゲゲゲ』
水木しげるの没後10年の節目に、鬼太郎にゆかりのある著名人がセレクトした回が、過去に放送された第1期~第6期の中から毎週1話ずつ放送される『ゲゲゲの鬼太郎 私の愛した歴代ゲゲゲ』が、フジテレビほかにて4月6日(日)朝9時よりスタート。この度、オープニング主題歌を歌い手・Adoが担当することが発表された。
1968年1月3日に『ゲゲゲの鬼太郎』アニメ第1期の放送開始以降、第6期が2020年3月まで放送され、50年以上経った現在でも愛されている、水木しげるの歴史的名作「ゲゲゲの鬼太郎」シリーズ。妖怪ブームの元祖として根強い人気と確固たる地位を確立し、日本全国で知らない人はいないと言っても過言ではない、まさに「国民的アニメ」。2023年11月には映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』が公開され、「第47回日本アカデミー賞」優秀アニメーション作品賞を受賞するなど、日本中で大きな盛り上がりを見せた。
今回公開されたのは、Adoが歌う「ゲゲゲの鬼太郎」にアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』歴代映像をのせた特別映像。テレビアニメ放送時には名だたるアーティストが担当してきた往年の名曲。そんな歴史ある曲を、一度聞いたら惹きつけて離さない妖艶な声で歌い上げている。
Adoがオープニング主題歌を担当することになったのには、幼少期に鬼太郎と出会い、妖怪図鑑をずっと眺めているほどの鬼太郎ファンだったという背景があるようで、「ゲゲゲの鬼太郎」作品に携わる立場になったことへの喜びと意気込みを次のように語っている。「カランコロンと下駄の音が聞こえてくる度に、鬼太郎たちが迎えに来た!と騒ぎ立てるほど鬼太郎と妖怪が大好きだった自分が、大人になった今。『ゲゲゲの鬼太郎』を歌わせていただけること、本当に光栄に思います。精一杯歌わせていただきます」
AdoのイメージディレクターをつとめるORIHARAが今回のために描き下ろした鬼太郎とAdoのコラボビジュアルも公開。どの期の鬼太郎とも少し雰囲気が違うビジュアルがAdoの世界観とマッチしていて、貴重すぎるビジュアルとなっている。

©ユニバーサル ミュージック ©水木プロ・東映アニメーション
さらに、Adoもお気に入り回を選出する『ゲゲゲの鬼太郎 私の愛した歴代ゲゲゲ』のセレクターに決定。『ゲゲゲの鬼太郎』との思い出を、「妖怪は恐ろしいだけではない、時には人間を守ってくれるような優しい存在だということをゲゲゲの鬼太郎から学びました。幼い頃、夜や悪夢に怖がる私を、頭の中ではいつも鬼太郎たちが守ってくれていました」と熱量たっぷりにコメントしている。
国内外、世代を問わず引っ張りだこの活躍を遂げるAdoが「大人になった今でも、妖怪達に夢中になっていた頃を思い出します。ゲゲゲの鬼太郎という作品に今回携われたこと、生涯の宝にして参ります」と語るほど、人々を魅了し続ける「ゲゲゲの鬼太郎」作品。『ゲゲゲの鬼太郎 私の愛した歴代ゲゲゲ』は、4月6日(日)朝9時より放送開始。