MOVIE2025.03.27

「脳裏に焼きつく」「最高に新しい」「ロックでゴージャス」“デミ・ムーア完全復活”『サブスタンス』

デミ・ムーア完全復活。「第97回アカデミー賞」で主演女優賞含む5部門にノミネートされたほか、本年度賞レース主演女優賞を次々と受賞。今最もHOTな超話題作『サブスタンス』が、5月16日(金)より公開される。この度、デミ・ムーアが鍛え上げたハイレグ姿で披露する、エアロビレッスン風景を捉えた本編特別映像が解禁となった。

50歳の誕生日を迎えた元人気女優のエリザベス(デミ・ムーア)は、容姿の衰えから仕事が減少し、ある再生医療“サブスタンス”に手を出す。だが薬を注射するやいなや、エリザベスの上位互換体スー(マーガレット・クアリー)が、エリザベスの中から現れる。若さと美貌に加え、エリザベスの経験を武器に、たちまちスターダムを駆け上がっていくスー。だが、一つの心をシェアするふたりには<一週間ごとに入れ替わらなければならない>という絶対的なルールがあった。しかし、スーが次第にルールを破りはじめてしまい—。

映像は、エリザベス(デミ・ムーア)がエアロビ番組で、鍛え上げたハイレグ姿でエクササイズを披露するシーンを捉えたもの。自身の名を冠した長寿エアロビ番組「SPARKLE YOUR LIFE(あなたの人生を輝かせて)」の収録を行うエリザベス。「力強く!」「ビキニのためよ!」「今日も最高よ!」と、―強い照明の中、脚を高く蹴り上げながら、視聴者を鼓舞するポジティブな掛け声を掛け続け、いつもの投げKISSで番組を締めるのだが…。エリザベスを捉え続けるカメラのレンズの存在感が、栄光が過去となりつつある中、徐々に追い詰められていく彼女の“その後”を暗示するような、不穏さを漂わせたシーンになっている。

主演は、“美&若さ”への執着を圧倒的怪演で見せつけ、45年以上のキャリアを塗り替える代表作へと押し上げたデミ・ムーア。かつて「ポップコーン女優」と呼ばれていたと明かすほど悩んでいたキャリアを自らの力で乗り越え、再評価を獲得。アメリカでは“デミッセンス(デミ・ムーアのルネッサンス)”という造語が世界中のメディアを絶賛お騒がせ中のいま最も旬な女優のひとりだ。

共演は、昨年話題を呼んだヨルゴス・ランティモス監督の『哀れなるものたち』にも出演、弾けるような若さと美貌でデミに対峙する、時代のイット・ガール、マーガレット・クアリー。監督と脚本を手掛けたのは、天才コラリー・ファルジャ。本作を執筆した理由を「年齢、体重、からだの輪郭などが、その“理想の”型から外れていく時、世間は、『お前は女としてもう終わりだ』と私たちに宣言します。これこそが女性の監獄」と断言、「『本作は、これを吹っ飛ばす時が来た』と宣言しています。2024年になってまで、こんなにくだらないことが続いていること自体が、ちゃんちゃらおかしい」と爽快に言い放つ。

美への執着と、成功への渇望がせめぎ合い、やがて狂気が侵食していく—。脳裏に焼きつくヤバすぎるラストシーンから、一度見たら逃れられない。想像のはるか先で暴走する<狂気のエンタテインメント>が完成した。

『サブスタンス』は5月16日(金)より全国ロードショー

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