CULTURE2025.04.21

日本人投手がサイ・ヤング賞狙える… MLBナ・リーグで無双中 「由伸vs千賀のタイトル争いとか夢すぎる」「今永と菅野もいるぞ」

山本由伸

写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ

4月19日(日本時間4月20日)に行われたニューヨーク・メッツ対セントルイス・カージナルスの一戦で、メッツ・千賀滉大が先発登板し、無失点で今季3勝目を挙げるとともにナ・リーグの投手ランキングで防御率部門のトップに立った。

これで千賀は防御率0.79となり、前日の試合後に0.93でトップに立ったロサンゼルス・ドジャースの山本由伸を抜き、防御率部門でトップに。しかも8位には、つい先日まで防御率0.99という驚異的な数字を残していた今永昇太が2.22でランクインと、なんとトップ10の中に3人の日本人投手が名を連ねるという快挙となった。そのため、早くも一部のファンからは、日本人投手のサイ・ヤング賞獲得に期待する声が上がることに。また、こうした“大豊作”ともいえる日本人投手の活躍ぶりに、SNS上のファンからは「無双しすぎw」「パ・リーグのランキングかよ!」「マジでサイ・ヤング賞狙える」ガチで日本人サイ・ヤングありえる」「由伸vs千賀のタイトル争いとか夢すぎる」「今永と菅野もいるぞ」といった様々な反響が。

なお、現時点で10位以内にランクインしていない顔ぶれのなかにも、尻上がりに調子を上げているロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希(0勝1敗、防御率3.20)、“鬼制球”を武器に先発ローテ入りしているボルチモア・オリオールズの菅野智之(2勝1敗、防御率3.43)、“後輩・大谷翔平の古巣”ロサンゼルス・エンゼルスでのリベンジに燃える菊池雄星(0勝3敗、防御率4.13)のほか、マイナーではシアトル・マリナーズ傘下(3A)タコマ・レイニアーズの(藤浪晋太郎(0勝1敗、防御率9・95)、フィラデルフィア・フィリーズ傘下(3A)リーハイバレー・アイアンピッグスの青柳晃洋(0勝0敗2ホールド、防御率1.29)、ワシントン・ナショナルズ傘下(3A)ロチェスター・レッドウイングスの小笠原慎之介(1勝1敗、防御率4.80)など、錚々たる顔ぶれが米国でプレー中。彼らのうちサイ・ヤング賞を獲得する者が現れるのか、気になるところだ。