CULTURE2024.12.18

XGミニアルバム『AWE』、「Billboard 200」に初ランクイン 「Heatseekers Albums」では堂々の1位を記録

HIPHOP/R&B ガールズグループ・XGの最新ミニアルバム『AWE』が、米ビルボード・アルバム・チャート「Billboard 200」最新チャートで、175位(12/21付け)にランクインを果たした。

XG

XGにとっては自身初となる同チャートへのランクインとなり、日本人アーティストとしては、久石譲 、 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団が2023年にリリースした「A Symphonic Celebration – Music from the Studio Ghibli Films of Hayao Miyazaki」以来、日本人ガールズグループとしては、2019年にBABYMETALがリリースした「METAL GALAXY」以来のランクインとなった。また、Billboard 200のトップ100にランクイン実績のない新人アーティストを対象とした、米ビルボード・ヒートシーカーズ・アルバム(Heatseekers Albums)チャートでは堂々の1位を獲得した。

XGは、2023年にリリースした「GRL GVNG」が、全米ビルボード・チャート「Hot Trending Songs Powered by Twitter」で日本人アーティストとして史上初のウィークリー1位にランクインしており、それ以来の快挙となった。

2ndミニアルバム『AWE』は、11月8日に国内でリリースされ、12月6日にUSでリリース。オリコン「週間アルバムランキング」、Billboard Japanの総合アルバム・チャート「Hot Albums」では共に3位にランクインし、Apple Music Album Chart(Worldwide)Dailyで最高12位、Apple Music Albums Top 200で48の国と地域でランクイン、iTunes Top 100 Pop Albums(Worldwide)で2位、リード曲「HOWLING」MVが、10の国と地域のYouTube急上昇チャートにランクイン、さらにUS Billboard Rap Digital Song Salesチャートでは、日本人女性アーティストとして初ランクインを果たすなど、グローバルで旋風を巻き起している。

またXGは、今年5月から初のワールドツアー<The first HOWL>を開催し、これまえ世界26都市で29公演を行い、アジア公演で約12万人、北米公演で約5万人、UK&ヨーロッパ約3万人を動員し、トータルで約20万人という日本人アーティストとしては異例の海外公演動員数を記録している。来年は、東京、大阪、名古屋、福岡での日本追加公演に加え、2月にシドニー、メルボルンでのオーストラリア公演が発表されており、南米公演も開催する予定だ。

先日、アメリカ最大級の音楽フェス<コーチェラ2025(Coachella Valley Music and Arts Festival)>に、日本人アーティストとしては唯一となる出演を果たすことがアナウンスされ、日本人女性アーティストとしては初のセカンドヘッドライナー(ヘッドライナーに次ぐ2段目の表記)ということもあり、大きな反響を呼んでいる。XGのグローバルでの快進撃はまだまだ止まらない。