MOVIE2025.07.03

ヤバすぎる… 大谷翔平、とんでもないボールを投げていた! 自己最速164キロに隠された“驚愕の事実”「バケモノかよ!」

大谷翔平

Imagn/ロイター/アフロ

6月28日(日本時間6月29日)に行われたカンザスシティ・ロイヤルズ対ロサンゼルス・ドジャースの一戦で、ドジャース・大谷翔平が披露した“MLB自己最速球”。しかしこの1球について、その後、驚愕の事実が明らかとなり、さらなる話題となっている。

この試合の1回裏・ロイヤルズの攻撃、1死一、二塁の場面で打席に立った4番のビンセント・パスクアンティノに対して大谷は、初球に内角低め、2球目に内角近いところと、立て続けにインコースへと剛速球を投げ込み、カウント0-2と追い込むと、空振り三振を奪うこととなった3球目は、内角への剛速球。しかもこの3球目がMLB公式戦での投球としては自己最速となる101.7マイル(163.67km/h)をマークしたことから、日本のメディアも大きく報じることとなったが、実はこの1球、球速以外にも驚くべき点が。

MLB公式サイトなどで公開されている情報によれば、101.7マイルをマークしたこのパスクアンティノへの3球目は、2574rpmという驚異的な回転数であったのだという。以前の大谷は、シーズンにもよるものの、概ね2200~2400rpm程度であったことを思えば、いかにこの2574rpmという回転数が“異常”であるかがうかがえる。しかも、一般に、直球系の回転数は多ければ多いほどホップする球となり、打者が打ちづらいとされることを思えば、球速に加えて回転数でも大谷が“さらに打ちづらくなった”といえそうだ。こうした大谷の衝撃データが明かされると、ネット上からは「ヤバすぎる」「なにこれw」「手術してパワーアップってw」「バケモノかよ!」「速度と回転数も上がるとかw」といった様々な反響が巻き起こることに。

ちなみに直球系の回転数でいうと、実はかつての大谷はそこまで突出して多いというわけではなく、たとえば2023年のデータでは、大谷は2260rpm程度であるのに対し、前田健太が2272rpm、千賀滉大が2283rpm、菊池雄星が2340rpmと、日本人プレーヤーの中でも上位ではなかった。ましてやMLBの日本人投手の中でトップとなっているダルビッシュ有に至っては2406rpmと、大谷に大きく水を開けていたのである。しかし“封印”を解いて戻ってきた大谷は、そうした先輩プレーヤーたちの回転数に並ぶどころか、一気に追い抜いてしまったというわけだ。

“単なる復活”ではなく“進化を伴う完全復活”という、極めて珍しい状況で二刀流でのプレーを再開した大谷。今後もそのさらなる進化と活躍に多くのファンからの注目が集まりそうだ。

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