REVIEWS丨2025.08.27
やっぱりワンパンで沈める! “闇金なのに天使”マ・ドンソクが悪を震え上がらせる韓国ドラマ『TWELVE トゥエルブ』

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我らがマ・ドンソクが犯罪者から借金を回収するシーンから始まる期待しかない韓国ドラマ『TWELVE トゥエルブ』。
マ・ドンソク演じる主人公テサンは“エンジェル・キャピタル”と名乗る謎の金融業者。一般人には一切お金を貸さず、相手は暴力団や犯罪者限定。その理由は「取り立てが楽だから」。100年間、一度も取り立てに失敗したことがない。利息だけで10億ウォン、遅れれば即22億という法外な条件を突きつけ、冷徹に迫る姿は、まさに“地獄からの取り立て屋”だ。しかし正体は、太古から人類を守ってきた12人の天使の一人。地獄の門を封印し、悪鬼を討ち払った“守護者”が、現代で「高利貸し」になり暗躍していたのだ。
法外な金利を踏み倒そうとする組織のボスや凶悪犯を相手に、ボクシングをベースに一撃で数人を薙ぎ倒していく。背後から鉄パイプで殴られても微動だにせず、返す一撃で相手を壁に吹っ飛ばすなど、数秒で組織全体を壊滅させるシーンは、「犯罪都市」を思わせる強烈なインパクトを与える。作品が公開されるとSNSでは「ワンパンで全員沈むの爽快感やばい。悪党しか殴らないから気持ちいい」「借金取りが大天使って設定、発想がぶっ飛びすぎて逆に好き」といった反応が起こっている。
圧倒的な存在感を見せる“闇金で天使”マ・ドンソクの、常識破りなキャラクターは新たなハマり役になりそうだ。