SPORTS2025.10.09

擁護しようがない… ド軍ロバーツ監督が迷采配で大炎上! “謎の継投策”にファン大激怒「どう考えても朗希だろ!」

佐々木朗希

写真:アフロ

10月6日(日本時間10月7日)に行われたナショナル・リーグ ディビジョンシリーズ第2戦、フィラデルフィア・フィリーズ対ロサンゼルス・ドジャースの一戦でデーブ・ロバーツ監督が継投に失敗、批判が続出している。

ドジャースがブレイク・スネル、フィリーズがチームトップの15勝を挙げたヘスス・ルサルドと、両左腕の先発となったこの試合、好投手同士の投げあいとあって6回まで両チームとも打線が沈黙していたものの、7回表の攻撃でドジャースが4点を先制、そのまま逃げ切りをはかることに。しかし4-1、ドジャース3点リードの9回裏、ドジャースは2イニングを1失点でしのいできたエメ・シーハンに代え、3番手としてベテラン右腕ブレイク・トライネンをマウンドへ。しかしこの継投が完全に裏目に出る形で、トライネンは連打を浴びてあっというまに4-3と1点差にまで迫られることに。その後、慌てて投入したアレックス・ベシア、佐々木朗希と無失点で3死を奪い、辛うじて逃げ切りに成功したドジャースであったものの、シーズン中も救援に失敗し続けたトライネンを大事な場面で投入し、それが大方の予想通りのKOとなったことで、ロバーツ采配に対する批判が続出することとなった。

もともと継投が上手いとはいえないロバーツ監督は、悲願のWS優勝を果たした昨季の時点でも、既にその継投を疑問視する声が少なからず挙がっていた。ブルペンの状態を確認せずに、感情任せで交代を告げたり、お気に入りと目される選手を不可解な形で重用するなど、謎の継投を実行する場面が目立っていたからだ。その傾向は今季も変わらず、それに加え、大金を叩いてまで連れてきた“高額投手陣”がほとんど用をなさず、逆に放出した投手たちが新天地で貴重な戦力として活躍するという、“逆補強”ともいうべき惨憺たる状況となっていることから、ロバーツ監督の投手を見る目のなさは、もはや現地ファンの間でも“疑惑”ではなく共通認識となりつつある感さえ漂っている。こうした背景がある上で、前述のフィリーズ戦では“お気に入り”のトライネンを投入したことで、いたずらに接戦としてしまったことで、SNS上の野球ファンからは「またかよ」「大事な試合って分かってる?」「意味不明すぎる」「どう考えても朗希だろ!」「擁護しようがない」「あの場面で一番驚いたのはトライネンやろw」「トライネン可哀想すぎる」「去年以上に酷いからな。監督で落とした試合が結構あるぞ?」といった様々な反響が巻き起こることに。

なお、2020年、ロバーツ監督は初めてWS優勝を果たしているが、この年からドジャースでプレーしているトライネンはチーム最多の登板数でブルペンを支え、WSでも、それまでの絶対的なクローザーであったケンリー・ジャンセンの代わりにクローザーをつとめるなど優勝に貢献。翌2021年には72試合に登板してリーグ最多の32ホールドを挙げるなど、2シーズン連続で活躍した実績があるものの、今季は32試合に登板し、2勝7敗10ホールド、防御率5.40と、その衰えは隠せない状況。にもかかわらず、ロバーツ監督は今もなお、トライネンを重用しているために批判が続出しているというわけだが、願わくばこうした逆風を跳ね返す上でも、トライネンの完全復活に期待したいところだ。

 

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