CULTURE2025.12.02

総額約410億円!トラヴィス・スコット、史上最高のソロ・ラップ・ツアー収益を達成

<Circus Maximus World Tour>が世界を制した。トラヴィス・スコットが、またひとつ記録を塗り替えた。約2年にわたって世界中を巡った<Circus Maximus World Tour>が完全終了し、総額2億6,510万ドル(約410億円)(約410億円)超えで史上最高のソロ・ラップ・ツアー収益を達成した。

2023年10月の北米公演からスタートしたこのツアーは、その後ヨーロッパ、UK、ラテンアメリカ、オセアニア、アフリカ、アジア、中東へ拡大。最終的に6大陸・20カ国以上・50都市超を回り、2.2万人じゃなくて220万人以上のファンを動員した。ツアーのラストを飾ったのは、インド・ムンバイのマハラクシュミ競馬場。ここには4万人超が集まり、インド史上最大級のラップコンサートになった。さらにインドではデリー公演2日間だけで12万5千人が集まるなど、ヒップホップのグローバル化を象徴する出来事にもなった。

世界を回る中で、各地のライブにはティーゾ・タッチダウン、ヤング・リーン、ドン・トリヴァー、シェック・ウェスなど、多彩なゲストが参加。 ほぼ毎公演のように“フェス感”があったと言っていい。公演数は80本超、ツアー中に披露された楽曲「FE!N」は約500回パフォーマンスされたというから、もはやツアーの代名詞だ。

ライブだけでなく、音源面でもトラヴィスは動きまくっている。2025年夏にはCactus Jackの仲間を再結集させた『JACKBOYS 2』をリリースし、存在感を発揮した。ライブも音源も世界規模で強いトラヴィス・スコット。<Circus Maximus>は、間違いなく今後語り継がれるツアーになったと言っていい。