MOVIE丨2025.02.08
「ほぼすべてのシーンが問題」 “2024年最恐ホラー映画”「ロングレッグス」監督の新作『The Monkey』予告編がTVで放送禁止
2024年の最恐ホラー映画として話題を呼んだ「ロングレッグス」のオズグッド・パーキンス監督が、スティーブン・キングの1980年の短編小説を原作とした新作ホラー『The Monkey』。予告編がテレビでは放送禁止となった。その理由は「過度な暴力描写」だ。
映画配給会社のNeonがInstagramに投稿した内容によると、同社が4大ネットワークに提出したテレビCMが「過度な暴力表現」を理由に放送NGになったという。投稿には、テレビ局とのメールのやり取りのスクリーンショットが含まれており、「スポット内のほぼすべてのシーンが問題。血しぶき、グロテスクな映像、切断された頭部などが含まれており、規制に適さない」との指摘がされていた。
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公開された予告編では、ジェームズ演じる主人公が叔母の家で猿のおもちゃを探すシーンが描かれている。おもちゃが誰かをプールで感電死させたり、血みどろの惨劇を引き起こすシーンが登場する。
ストーリーは、双子の兄弟ハルとビルが屋根裏部屋に父の古いおもちゃのサルを見つけた後、周囲の人々が相次いで死亡したことからそのサルを捨て処分するが、数年後に再び不吉な死が続くようになり、双子はサルを永久に葬ろうとするのだが…。主演は『ホワイト・ロータス』のテオ・ジェームズ、『シー・ハルク』のタチアナ・マスラニー、そして『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのイライジャ・ウッド。
『The Monkey』は、ホラー界の著名な人物たちが関わっている点でも注目されている。プロデューサーとして「ソウ」シリーズのジェームズ・ワンが参加、ホラー映画界のドリームチームによる新たな恐怖体験が期待されている。果たしてパーキンス監督とNEONに再び大ヒットをもたらすか?注目が集まっている。
『ザ・モンキー』は2025年2月21日に全米公開予定