CULTURE2026.02.12

J.コール、最新アルバム『The Fall-Off』の熱狂の中「Two Six」MV公開 故郷への愛を映像化

J.コールが長年待たれた最新アルバム『The Fall-Off』とともに、新たなミュージックビデオ「Two Six」を公開した。これはアルバムの本編1枚目のオープナーを飾る楽曲で、プロジェクトへの入り口として鮮烈な存在感を放っている。

映像は、J.コールが自身のルーツであるノースカロライナ州フェイエットビル、コールが“Ville”(“Two Six”の別名でもある地域コード026)と呼ぶ故郷を背景に展開する。列車の線路や町の風景を捉えたシーンが連なり、コール自身が自転車に乗りながらワイヤードヘッドフォンでリリックを刻む姿など、素朴でありながら力強いビジュアルが印象的だ。映像全体を通じて、故郷への熱いまなざしとアイデンティティへの深い思いが滲む。

この「Two Six」は、アルバムの導入として物語性を強調する作品でもある。楽曲自体は、彼がこれまで培ってきた経験と、その中心となる“Ville”への誇りをラップで表現したもの。映像はそのテーマを忠実に反映し、観る者をコールの世界観へと誘う仕上がりになっている。

リリースされた『The Fall-Off』は2枚組・全24曲という大作で、コール自身が10代の頃の写真をアルバムアートワークに使い、自身のキャリアを回顧するコンセプトも話題になっている。作品全体がコールのキャリアの総決算とも受け取れる中、この「Two Six」の映像はその扉を力強く開く一手となった。

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