MOVIE丨2025.02.08
韓国で生まれたパンダ・フーバオと飼育員たちの“愛と奇跡の1354日” 大ヒット作『私の親愛なるフーバオ』
韓国で生まれたパンダ、フーバオと飼育員たちの1354日間の愛と奇跡の記録。映画『私の親愛なるフーバオ』が、4月18日(金)より公開される。
2016年に韓国にやって来たアイバオとローバオの自然繁殖により、2020年7月20日に韓国で生まれた最初のジャイアントパンダ、フーバオ。その誕生は多くの人々の祝福と共にあり、生まれた瞬間から全世界の注目の的となったスーパースターだ。「幸せを与える宝物(福宝)」という名前の通り、パンデミックの時期に多くの人々に心温まる慰めと癒しを与えたフーバオ。韓国最大のアミューズメントパークとも言われる「エバーランド」で過ごす彼女と両親、そして妹たち(ルイバオ、フイバオ)の貴重な映像の数々に思わず頬が緩むが、生まれた時からフーバオと過ごし、世話をしてきた飼育員たちの溢れる愛と葛藤にも焦点を当てている本作。
韓国では、“フーバオのおじいちゃん”と知られるカン・チョルウォン飼育員、陽気なムードメーカーであるソン・ヨングァン飼育員らを中心に、バオ一家に格別の愛情を注ぐ彼らの真摯な姿に心打たれる。プレゼントのように訪れた誕生の瞬間から、あらかじめ予定されていた別れ、そして再会まで―。切なくも温かい真心がぎゅっと詰まった本作は、涙溢れる共感ムービーとして唯一無二の感動と幸せをお届けすることだろう。
予告編では、フーバオの愛らしい姿が全開。気心の知れたカン飼育員にじゃれる姿や、花冠を付けた姿には思わず心を奪われる。エバーランドの飼育員たちがバオ一家と楽しく過ごす瞬間の数々が切り取られているが、避けることのできない別れの時間がやって来る—。別れの日までを噛みしめるように過ごす彼らの独白に、涙腺を刺激される。本編で描かれる「愛と奇跡の1354日」への期待が高まる映像だ。
『私の親愛なるフーバオ』は4月18日(金)より全国ロードショー