STREAMING丨2025.02.22
9.11同時多発テロの首謀者 オサマ・ビン・ラディンを捕えろ! 対テロ戦争の舞台裏と執念の追跡劇
Netflixドキュメンタリーシリーズ『American Manhunt: Osama bin Laden』の予告編が公開された。この作品は、9.11同時多発テロの首謀者であるオサマ・ビン・ラディンを追跡し、ついに討伐に至るまでの過程を詳細に描く。
予告編は、緊迫感あふれるサイレンの音と共に始まる。ブッシュ元大統領が「我々は戦争状態にある。犯人を見つけ、正義を貫く」と語るシーンから、テロとの戦いが本格化していく様子が伝わる。CIAのカウンターテロ部門責任者コーファー・ブラックは、「もし任せてくれれば、6週間以内に敵の眼球の上をハエが歩くことになる」と強硬な姿勢を見せた。
9.11直後、FBIやFAAの関係者たちは共謀者の行方を追っていた。関係者によれば、当時すでに「これはビン・ラディンの仕業だ」と確信していたという。アルカイダは世界中に拠点を持ち、組織はフランチャイズのように広がっていた。そして、彼らが逃げ込んだとされるのがアフガニスタンのトラボラの要塞だった。
「今こそ大規模な戦力で一気に決着をつけるべきだ」——しかし、結果的にビン・ラディンは逃亡。その後も、彼の行方を追う捜査は続き、当時の関係者は「何年も経っているのに何の成果もなかった」と振り返る。そんな中、ついにある日、「この施設を発見したかもしれない」との報告が入る。
「政府内の誰にも知らせるな」——その瞬間、アメリカ政府の最重要作戦が幕を開けた。ビン・ラディンを追い詰める最後の20分間、そして突入の瞬間。「全ての計画が、この一瞬にかかっていた」と関係者は語る。予告編の最後には、まさにその決定的な瞬間が迫り、緊張感あふれる映像が映し出される。
『American Manhunt: Osama bin Laden』は、9.11以降のアメリカの対テロ戦争の舞台裏と、執念の追跡劇をドキュメンタリーとして描く注目作だ。