CULTURE丨2025.04.15
エ軍トラウト、ボール強奪の暴挙ファンにブチギレ!→まさかの“神対応”に絶賛の嵐「ぐう聖すぎる」「一生ついていく」

写真:Imagn/ロイター/アフロ
4月12日(日本時間4月13日)に行われたヒューストン・アストロズ対ロサンゼルス・エンゼルスの一戦で、エンゼルスのマイク・トラウトが、試合中にファンからの妨害を受けた一件で、その後の“ファンへの対応”をめぐり、野球ファンの間で話題となっている。
この試合の2回裏・アストロズの攻撃、2死走者なし、打席には6番のヤイネル・ディアスという場面で、ディアスが放った打球は、ライト側のファウルゾーンへと舞い上がる飛球に。そのままスタンド側に入るかに見えたものの、ライトのトラウトが懸命に打球を追いかけ、最後は客席側に転落しそうになりながら、グラブを伸ばしてキャッチ。しかし間髪入れずにアストロズファンの男性が、トラウトのグラブからボールを奪うという暴挙に出たために、この一打はファウルという扱いにとなった。思わぬ被害に遭ったトラウトは激怒しながら抗議。判定は覆らなかったものの、この男性ファンとその家族と思しき連れは退場処分に。なんともいえない空気が場内に漂うこととなった。
しかしその後、トラウトは退場処分となったファンを不憫に思ったのか、試合後に対面。握手&記念撮影という“まさかの神対応”をすることに。そのため、SNS上のファンからは、「変な前例にならなきゃいいけど…」といったネガティブな声もある一方で、「子供に罪はない」「ぐう聖すぎるw」「子供を傷つけないためやろね」「トラウトはメジャーリーガーのあるべき姿を示している」「トラ兄人格者やね」「トラ兄一生ついていく」と、トラウトの行動を称賛する声が続々と寄せられることとなった。
トラウトといえば、持ち味である強打はもちろんのこと、人柄の面でも多くのファンを魅了することで知られる人格者。無論、前述の通り、今回の行動を巡ってはネガティブな意見もゼロではないが、全体的に好意的な反応が大きかったのも、そんな人格者であるトラウトらしい行動であったからだといえるかもしれない。
Mike Trout met with the fan who ripped the ball out of his glove from earlier today
(via @SamBlum3)pic.twitter.com/SiPOnLCz5O
— FOX Sports: MLB (@MLBONFOX) April 13, 2025