STREAMING丨2025.07.18
「イカゲーム」級の熱狂が再び? Netflixアニメ『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』が世界中で話題沸騰
Netflixの新作アニメ『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』が、K-POP、韓国神話、そして超自然アクションを融合させた異色の世界観で、世界中の注目を集めている。『イカゲーム』級の熱狂が再び巻き起こる予感だ。
監督マギー・カンはメイキング映像の中で、「真の意味で“韓国らしさ”を表現したかった」と語る。本作の主人公は、世界的なガールズグループとして活動する一方で、舞台裏では悪霊退治に励むルミ、ミラ、ゾーイの3人。まさに表と裏の二重生活を描くストーリーだ。共同監督クリス・アッペルハンズら制作チームは、リアルな韓国文化を表現するために現地を訪れ、韓屋(ハノク)や韓国料理、日常風景などを体験。それらが作画にも反映され、アニメーションに独自のリアリティが宿っている。
主演を務めるのはアーデン・チョウ、メイ・ホン、ユ・ジヨン。キャラクターの個性が際立っており、アーデン・チョウはルミを「スタイリッシュに悪霊を倒すカリスマパフォーマー」、メイ・ホンは「ミラは反抗的で皮肉屋」と紹介。ユ・ジヨンは「ゾーイは末っ子で、いつも明るく元気」と笑顔で語った。敵として登場するのは、イケメン男性アイドルグループ「サジャボーイズ」。声優を務めたアン・ヒョソプは、「彼らは歌声とルックスで人々の魂を奪う」と説明。そのビジュアルとカリスマ性は、敵でありながらも観客を惹きつける魅力を放っている。作中に登場するフィクションのガールズグループ「HUNTR/X」は、K-POPの要素を本格的に再現。監督のカンは「音楽と悪霊退治、両方の世界で個々の役割を持ち、それがうまく融合している」と語っている。
キャスト陣も作品への愛を語る。「K-POPもアクションも、感動も全部詰まってる」とアーデン・チョウ。メイ・ホンは「中毒性があってオシャレ」、ユ・ジヨンも「感動、笑い、アクション、そして私たちが可愛い!」と冗談交じりにアピール。
音楽面でも本物志向が貫かれており、OSTには実在のK-POPグループ TWICEが参加。音楽ファンにとっても見逃せない要素となっている。
ジャンルの枠を超え、韓国的な情緒とビジュアルの魅力が融合した『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』。今や単なるアニメを超え、世界を魅了する“Kカルチャー”の象徴としてNetflixで配信中だ。