CREATIVE丨2026.01.26
木村拓哉、激しい殺陣アクションに挑戦 超一流の製作陣が集結&フィルム撮影を採用 ヨドコウ企業CM「自分との闘い」篇
木村拓哉が、再びヨドコウの企業CMに登場する。全国で放送が始まった新TVCM「おさまるな。ヨドコウ 自分との闘い」篇は、木村が本格的な殺陣アクションに挑む意欲作だ。
ヨドコウは、「ヨド物置」で知られるエクステリア製品をはじめ、大型施設向けの屋根材・壁材、カラー鋼板などを手がける鉄鋼メーカー。2025年に創立90周年を迎えたタイミングで、社名を「淀川製鋼所」から長年親しまれてきた愛称「ヨドコウ」へ変更し、新たなステージへ踏み出した。そのブランドメッセージを体現する存在として、引き続き木村拓哉をアンバサダーに起用している。
今回のCMは、「おさまるな」というメッセージを掲げた前作の続編的位置づけ。箱から飛び出したその先に待つ世界として、「大事な局面での心の在り方」に焦点を当て、「自分との闘い」をテーマに描かれる。太刀を手にした木村が、内なる弱さを象徴する“もう一人の自分”と対峙する構図で、映像は全編モノクロ。静と動が交錯する緊張感の中で、激しい殺陣アクションが展開されていく。
最大の見どころは、木村による臨場感あふれる殺陣シーンと、敵役として登場する“もう一人の自分”を表現したCGの融合だ。国内外で活躍するアクション監督や殺陣師、映像ディレクターといった超一流の制作陣が集結し、CMとは思えないスケールと完成度を実現している。
撮影は2025年11月上旬、都内スタジオで実施。巨大なホリゾントと掛け軸を配した抽象的な空間に、モノクロならではの光と影を強調するライティングを施した。人物カットはあえてフィルム撮影を採用。木村自身も「久々の緊張感」と語るほど、デジタル全盛の時代にあえて選ばれた手法が、立体感と陰影のある映像表現を際立たせている。

殺陣シーンでは模擬刀を使い、スタントマンとの綿密なリハーサルを重ねて本番に臨んだ。時代劇作品で培ってきた経験に加え、相手と斬り結ぶ際の表情や所作まで含めたリアルな動きが、画面越しにも緊張感として伝わってくる。難度の高いカットでは思わず苦笑する場面もあったが、すぐに気持ちを切り替え、一発OKを連発する姿に現場からも感嘆の声が上がったという。
今回の撮影では映画さながらの本気の殺陣アクションを表現すべく、殺陣師/居合い指導として松浦健城氏(一般社団法人国際総合武志道協会 理事長 最高師範)、アクション監督として小池達朗氏(アルファスタント 代表取締役社長)が参加。木村は 「ここはもう少し袈裟 (けさ) で斬った方がいいですか?」「今のテイクはまだ重心が高いですか?」と積極的に指導を仰ぐなど、全幅の信頼を寄せてアクション精度を高めた。また、演出を手掛けたのは『PlayStation×King Gun』や『DESIGNING TOKYO(森ビル)』など、CG を駆使した独特の映像表現・世界観が高い評価を集める鎌谷聡次郎監督。 木村と対峙するもう一人の己を表現した CG 世界と殺陣を見事に融合させて、「自分を乗り越えた先にある見たことのない世界」というメッセージにふさわしい映像を作り上げた。
木村は今回のCMについて、「枠から一歩踏み出した自分が、目の前に立ちはだかるもう一人の自分とどう向き合うのかを描いた、メッセージ性の強い企画」と語る。撮影を振り返り、「支えてくれたスタッフがいなければ、この環境での撮影は難しかった。本当に感謝している」とコメント。完成した映像についても「びっくりする表現になっている」と手応えをにじませた。
「誰だって、自分との闘いはあります。でも、その闘いの先にしか見えない景色が必ずある」。CMのラストで語られる木村のナレーションは、ヨドコウが掲げる挑戦の姿勢と重なり合い、見る者に静かな余韻を残す。










