SPORTS2025.03.12

どうなってるんだ… 佐々木朗希、“謎の魔球”がエグすぎる 解析システムを混乱させてしまう「いつ覚えたんだよ」「やっぱり何かが違う」

佐々木朗希

Credit: Rick Scuteri-Imagn Images

ロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希が3月11日(日本時間3月12日)、キャンプ地である米・カリフォルニア州グレンデールのキャメルバックランチで行われたクリーブランド・ガーディアンズとのオープン戦に先発登板。その際、相手打者はもとより、データ解析システムをも混乱させた佐々木の“謎の魔球”が、大きな話題となっている。

この日、先発のマウンドに上がった佐々木は、初回、先頭のダニエル・シュネーマンを簡単にファーストゴロに打ち取ると、続くタイラー・フリーマンもセンターフライに打ち取りアッサリと2死。そしてこの回最後の打者となったカイル・マンザードに対しても、散らして的を絞らせない頭脳的な配球でセカンドゴロを打たせて3死。まったく危なげないピッチングで上々の滑り出しを見せることとなった。

佐々木は続く2回も、この回先頭のガブリエル・アリアスにヒットを許すも、後続をキッチリ3人で抑える投球で突け入る隙を与えず、3回には2死から四球を出すもそこから崩れる気配さえ見せずに後続を絶つという完璧な投球を披露。結局、佐々木は抜群の安定感を感じさせる投球で4回を投げ、1安打無失点。開幕に向けて順調な仕上がりを見せていることを改めてアピールする形となった。

また、この日の佐々木は、キレの良い変化球で空振りを奪う場面が散見されたが、とりわけ目を引いたのは、MLBで導入されているプレー解析システム『スタットキャスト(Statcast)』が「シンカー」と認識した“謎の魔球”。この球以外は、フォーシームに加え、スライダー、カットボールと認識していることから、これらの球の一部を『スタットキャスト』が誤認識した可能性もあるが、密かに温めていた新しい球種である可能性も否定できないことから、現地の野球ファンの間でも早くも話題に。ネット上のファンからは「…シンカー、だと?」「シンカーって何よw」「スタットキャストを破壊する男」「何かのボールのなかにシンカー要素を持っとるってこと?」「完全に魔球」「こんな球いつ覚えたんだ」「やっぱりロウキは何かが違うな」「底知れぬ男すぎる」といった様々な反響が巻き起こっている。

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