SPORTS丨2025.04.22
これはヒドい… ヤ軍・ジャッジ、特大場外ホームランが“ファウル”にされる「ただの誤審w」「映像ないんか」 指揮官は激怒で“安定の退場”

写真:UPI/アフロ
4月20日(日本時間4月21日)に行われたタンパベイ・レイズ対ニューヨーク・ヤンキースの一戦で、ヤンキースの主砲アーロン・ジャッジが放った“場外弾未遂”が物議を醸している。
3-0、ヤンキース3点のリードで迎えたこの試合の8回表・ヤンキースの攻撃。この回先頭の3番・ジャッジは、3-2からの6球目、内角低めに投じられたチェンジアップをフルスイング。すると打球は快音を響かせながらレフト方向へと高速で一直線に伸び、これがそのままスタンドを越えて場外の木立の中へと消える豪快な場外弾に…なったかと思いきや、判定はまさかのファウル。その後の検証でも判定は変わらず、ファウル扱いでプレー再開となった。
その後、ジャッジは外角低めのボールゾーンへと投じられたスライダーを見送るも、こちらもなぜか判定はストライクとなり、見逃し三振。これにはさすがにジャッジも苛立ちを感じさせる様子を見せていたが、ジャッジ以上に激怒したのがアーロン・ブーン監督。審判への抗議中におなじみの“ブーン節”が炸裂したのか、すぐさま退場処分が下されることとなった。こうした一連の“疑惑の判定”に、SNS上の野球ファンからは「ホームランやんw」「これをファウルは無理ありすぎ」「ブーン監督マジギレw」「ブーン安定の退場」「ジャッジも珍しく怒ってたよな」「ただの誤審w」「映像ないんか」「AI審判待ったなし」といった様々な反響が巻き起こることに。
試合後の会見で「なにせ判定が覆らなかったこと。さすがにその豪胆さには驚いたね。(あれはどう見ても)ホームランだった。ただそう思う我々の見解が認められなかったということ」と、審判団への不信感を隠すことなく語ることとなった指揮官。かねてよりMLBの誤審頻発は米球界における深刻な問題の1つとして捉えられているが、近年はピッチクロックをはじめ、時短化のための試みが行われているMLBだが、こうした疑惑の判定が増えれば、結果としてリプレーによる検証もまた、増えることも事実。時短のために最も必要なのは、技術の向上やAI化といった、審判そのものの見直しなのかもしれない。
Before addressing Max Fried’s performance & other key topics from Sunday’s win, Aaron Boone started his postgame media session by talking about Aaron Judge’s eighth-inning drive that was called a foul ball. #YANKSonYES pic.twitter.com/P0TqAvr2Tk
— YES Network (@YESNetwork) April 20, 2025