STREAMING2025.04.05

復讐の鬼“私刑執行人”パニッシャーがバイオレンスでフィジカルに戻ってくる 「デアデビル: ボーン・アゲイン」で衝撃復活

ジョン・バーンサルが「デアデビル: ボーン・アゲイン」での爆発的なデビューに続き、過激なパニッシャー単独プロジェクトを予告した。

すでに予告編などではジョン・バーンサルがフランク・キャッスルとして登場することは確認されていたが、「ボーン・アゲイン」第4話で登場したバーンサルの登場はファンの期待を大きく超える衝撃だった。第4話「司法にはかくあるべし」では、マットがフランクの隠れ家を訪れ、二人が再会を果たした。マットが弁護したヘクター・アヤラ/ホワイトタイガーの命を奪った銃弾にパニッシャーの紋章が刻まれており、フランクの証言により、襲撃犯がパニッシャーの模倣犯であることが判明した。

わずかな登場だったが、この登場が大きな意味を持った。当初ソフトなリブート版が予定されていたパニッシャーだったが、Netflix版(2017~2019の2シーズン)との繋がりを持つダークでバイオレンスなパニッシャーを復活させるきっかけとなったという。パニッシャーの単独プロジェクトが「ウェアウルフ・バイ・ナイト」や「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデースペシャル」のような特別作品として制作されることが発表されている。バーンサルはこの新プロジェクトについて「観客に背を向けるような、過激で心理的に複雑かつ容赦ないフランク・キャッスルを描きたい」とし、「暴力には常に代償が伴うことを描きたい。本当に演じたかったフランク・キャッスル像に一歩近づくことができた」と海外メディアで語っている。バーンサル自身が物語の執筆にも関わっていおり、監督には「キング・リチャード」のレイナルド・マーカス・グリーンが就任。2人のクリエイティブが存分に発揮されれば、来年Disney+で配信予定のパニッシャー単独作品は特別な作品になるだろう。

バーンサルは他にも多忙なスケジュールを抱えている。ラミ・マレック主演のアクションスリラー「アマチュア」(411日公開)に出演するほか、ベン・アフレック主演の「ザ・コンサルタント2」では再びブラクストン役を演じる。また、現在製作中のクリストファー・ノーラン監督の次回作「オデッセイア」でスパイダーマンであるトム・ホランドと共演する予定だ。

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