SPORTS丨2025.04.13
「日本人歴代最強投手」 山本由伸、とんでもない“神投球”で無双してしまう… 6回0封9K、28奪三振はメジャートップ「これはエース」「サイヤング夢じゃない」

写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ
4月11日(日本時間4月12日)に行われたシカゴ・カブス戦で、ドジャース・山本由伸が、6回・無失点、9奪三振の力投。今季2勝目を手にし、4先発して防御率1.23、28奪三振は堂々のメジャートップとなり話題となっている。
この日の山本は、序盤から切れの良いスプリットに加え、速球にも力があり、カブス打線を翻弄。初回、1番のイアン・ハップに対しては、初球、153km/hの速球でファウルを打たせ、そこから140km台後半のスプリットを外へと3球続けて空振り三振に。すると続く2番のカイル・タッカーに対しては、初球、外角低めいっぱいに投じた125km/hの緩いカーブでファーストストライクを奪うと、カーブ&スプリットに速球を混ぜる、多彩な投球で幻惑しつつ、最後は外角低めいっぱいの速球で見事、見逃し三振に。この回最後の打者となる3番・鈴木誠也とに日本人プレーヤー対決では、鈴木も慎重に見極めてカウント3-0とボールを先行させたものの、カウント3-1からの5球目、真ん中高めに投じた153km/hのシンカーでライトフライを打たせ、まったく危なげない投球で初回のマウンドを終えることとなった。
その後も山本は、味方の援護がなかなか得られない中で、丹念な制球を武器に6回まで無失点。カブス打線を2安打無失点、しかも9三振を奪う好投となったことで、今季28奪三振でMLBのトップに。そのため、ネット上の野球ファンからは「すげえw」「日本人歴代最強投手」「これはエース」「サイヤング夢じゃない」「やっぱり宝石」「オリックス時代かな?」「あかん200三振してしまう」といった様々な反響が巻き起こることとなった。
MLB1年目となった昨季は18試合の登板に終わったものの、奪三振に限っていえば、90回を投げて105奪三振、奪三振率も10.50と、目を見張るものがあった山本。そんな山本だけに、今季はどこまでその数を伸ばすこととなるのか、我々も注目したいところだ。