CULTURE2025.04.18

「テキトーすぎるw」 “ド軍の人気者”キケの破天荒ぶりがスゴすぎる フリーマンとの“面白いシーン”に「最高」「なんやねんこれw」

キケ・ヘルナンデス

写真:ZUMA Press/アフロ

東京ドームで開催された『東京シリーズ』のために来日し、多忙なスケジュールを縫って日本観光などを楽しむ姿なども話題となったロサンゼルス・ドジャースのナインたち。4月8日からamazonプライムビデオで配信中のドキュメンタリー作品『バックステージ・ドジャースBackstage Dodgers』のエピソード2では、そんな彼らに密着した際の映像がふんだんに盛り込まれている。

話題となっているのは、3月16日に大谷翔平・山本由伸・佐々木朗希が開いた東京での食事会の模様を収めたシーン。多くの選手たちが高級寿司に舌鼓を打つなか、もともと生の魚介類が苦手だというフレディ・フリーマンは、出された寿司、とりわけウニを前に微妙な表情を見せることに。しかし、それを見ていた隣のテーブルのキケ・ヘルナンデスは、楽しげな表情を見せつつ席を立ってまでけしかけ、その“圧”にたじろいだのか、フリーマンもおそるおそる口にすることに。するとキケは、わざわざフリーマンの顔を覗きこみつつ、「平気だろ?ファウルを打つみたいなもんさ」と“謎コメント”でフォロー。なんだか意味がわかるようでわからない言葉ではあるものの、ある意味、キケらしいユニークなシーンとなった。

この模様は後にネットニュースやスポーツ紙などでも紹介されることとなったが、このユニークなシーンについて、SNS上のファンからは「テキトーすぎるw」「キケ最高」「破天荒w」「キケ陽キャすぎる」「なんやねんこれw」「テキトーすぎる陽キャと生真面目すぎる男という最強コンボやな」といった様々な反響が相次ぐことに。改めて“ド軍随一の陽キャ”の人気と注目度の高さを垣間見せることとなった。

キケといえば、つい先日も、大谷がCMで披露しているポーズを真似た「デコルテポーズ」を、あまりに“テキトーな感じ”でコピーし、自身の本塁打直後のダイヤモンド一周で披露。日本のファンから一斉にツッコミの声が巻き起こることとなったが、そうした天真爛漫さもキケの魅力。また、キケといえば、大量得点差のある試合で、本業の投手に代わり、しばしば“怪投”を披露することでも知られているが、たとえば、昨季8月3日(日本時間(8月4日)のオークランド・アスレチックス戦では、9回裏のマウンドに“投手”として立ち、見事、無失点締め。さらに今季も東京シリーズの際に、いきなり原宿の街に出没して話題となったかと思えば、米国に戻って早々に、開幕から放った4安打がすべて本塁打という“怪現象”で注目を集めることに。

その役割に目を向ければ、持ち前のユーティリティ能力を活かす形で、故障した選手の代わりに様々なポジションを守ったりと、チームにとってはいささか地味な、それこそ、縁の下の力持ち的存在であるキケ。それゆえに“ベッ谷マン”のように、レギュラーを確約されている選手ではないものの、その愛されキャラぶりはチーム随一。これからもそんなキケがグラウンドの内外で見せる様々な活躍に、多くの人々の熱視線が注がれそうな気配だ。

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