MOVIE丨2025.05.15
「痛いほど心に響くもの」「心奪われた脚本」D・ムーア&M・クアリー特別インタビュー映像『サブスタンス』
デミ・ムーア完全復活。「第97回アカデミー賞」で主演女優賞含む5部門にノミネートされたほか、本年度賞レース主演女優賞を次々と受賞、今最もHOTな超話題作『サブスタンス』が、5月16日(金)より公開。この度、デミ・ムーアとマーガレット・クアリーによるインタビュー映像が解禁となった。
50歳の誕生日を迎えた元人気女優のエリザベス(デミ・ムーア)は、容姿の衰えから仕事が減少し、ある再生医療“サブスタンス”に手を出す。だが薬を注射するやいなや、エリザベスの上位互換体“スー(マーガレット・クアリー)”が、エリザベスの中から現れる。若さと美貌に加え、エリザベスの経験を武器に、たちまちスターダムを駆け上がっていくスー。だが、一つの心をシェアするふたりには<一週間ごとに入れ替わらなければならない>という絶対的なルールがあった。しかし、スーが次第にルールを破りはじめてしまい—。
インタビュー映像は、エリザベスを演じたデミ・ムーアとエリザベスの上位互換“スー”、2人で1人を演じた、それぞれのインタビュー映像。
デミ・ムーアは本作について、失われていく若さ・美・名声、誰もが避けて通れないデリケートなテーマを描きながら「とても興味深く独特な方法で切り込んでいる」と語る。そして「自分自身との関係や映画界との関係、自分の“身体”との関係、自己評価、さらに他人に与える影響力」まで、深い疑問を投げかけてくると、その魅力を熱く語った。
また、コラリー・ファルジャ監督が手がけた脚本については「どんな変貌をするのか、何を求めているのかが事細かく、具体的に説明が書かれていた」と話し、本作に足を踏み入れることは、「とても新しい経験であり、とても感情的で、痛いほど心に響くものでした」と絶賛。さらに本作の演出において「8時間座り続けて義肢を装着」したという驚きの舞台裏についても明かし、また「ホラーファンにとっても、違いに強烈な体験になる」と太鼓判を押しつつ、本作を観ることは「自分を見つめ直すきっかけになればと思います」「その時にはありのままの自分に、感謝の気持ちを持って欲しいです」と作品に込めた想いを語った。
マーガレット・クアリーは、本作に出演するきっかけを「とても独特の世界観が描かれていて心奪われた脚本」だと語る。「誰にも愛される、おなじみのおとぎ話を基に、めちゃくちゃな部分を引き出して覆すような感じ」「だからその(めちゃくちゃな)物語を上品に語るというやり方が面白いと思ったんです」と振り返り、共演した大先輩デミ・ムーアには「すぐに打ち解けた。彼女は知的で、心が美しく温かい」「これはデミの映画でもあるんです」「とんでもない演技。彼女はやってのけた」と絶賛が止まらない。また、作品については「視覚的に印象に残り、逃げ出せない感覚にさせ、攻撃的。最高の作品になりました」と自信をうかがわせた。

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『サブスタンス』は5月16日(金)より全国ロードショー