MOVIE2025.05.31

特殊メイク時間はなんと8時間!ミア・ゴス、殺人鬼老婆“パール”へ変貌を遂げる『MaXXXine マキシーン』特別映像

MaXXXine マキシーン

©︎2024 Starmaker Rights LLC. All Right Reserved.

映画スタジオ「A24」製作の大ヒットシリーズ『X エックス』『Pearl パール』に続く最新作にして完結編、そして、強烈なフィナーレと評される『MaXXXine マキシーン』が、6月6日(金)より日本公開される。この度、A24製作の大ヒットシリーズとなった本シリーズのすべての主演を担い、脚本やプロデューサーにも名を連ね、唯一無二の存在感を放つミア・ゴスが、“Xトリロジー(3部作)”について語るインタビューと、『Xエックス』に登場する殺人鬼老“婆パール”へと変貌を遂げていく、特殊メイクを施される過程をおさめたメイキング映像が解禁となった。

同じ作品の中で、殺人鬼老婆“パール”と若きポルノ女優“マキシーン”という相反するキャラクターを、主演のミア・ゴスが一人で二役を演じたことでも話題になったシリーズ第1作目『X エックス』。映画史上最も無垢なシリアルキラー“パール”の誕生の物語を描き、忘れられないラストカットで観客を戦慄させた第2作目『Pearl パール』。そして、第3作目となる『MaXXXine マキシーン』は、『X エックス』から6年後となる1985年のハリウッドを舞台に描き“ハリウッドスター”を夢見るマキシーンが、謎の連続殺人鬼や、彼女の過去を知る私立探偵などさまざまな敵と対峙しながら、スター街道を駆け上がるスターダム・スリラー・エンターテインメント。

『Xエックス』『Pearl パール』と新作が公開するたびに支持層が拡大し、アメリカではハロウィンのコスプレの定番キャラクターにもなっているほどの熱狂的な人気についてミア・ゴスは、「まるで予想していなかった。自分が出演する映画がこれほど注目されたのは、初めてのこと」と驚く。ミア・ゴスは、自身も「『X エックス』を撮影している時も、タイと一緒に『Pearl パール』の脚本を書いている時も、自分にとってこれらは特別な作品になるとは感じていた」と話しながらも、「観客にどう受け止められるかは、わからない。私が出演したほかの作品も、自分はすばらしいと思ったし、今もその考えは変わらないけど、あまり見てもらえなかった」というリアルな心境を明かす。

『X エックス』では、毎回約8時間かけて特殊メイクを施し、殺人鬼の老婆パールを演じていたミア・ゴス。そんなミア・ゴスの『MaXXXine マキシーン』での撮影時の苦労は意外にも「すばらしい俳優さんが大勢出演してくれたこと」だと言う。

今作には、シリーズを通じてファンになったケヴィン・ベーコン、エリザベス・デビッキ、リリー・コリンズといった、ベテラン俳優から大作映画に出演するスター俳優が出演しているが、ミア・ゴスは当時を振り返り「ひとりの俳優さんがやってきて『気心が知れてやりやすくなってきた』と思ったら、その俳優とのシーンが終わって、次の俳優さんがやって来て、また新しく関係性を作って…」と、ようやく仲が良くなったと思ったら、そのスター俳優とのシーンが終わり、また新たなスター俳優が入ってくるという撮影の大変さについて語った。それでも「彼らと演技をすることを、心待ちにしていた。そして実際、彼らとのお仕事は最高だった。彼らはそれぞれのキャラクターに素敵なものを持ち込んでくれて、彼らとの仕事は、この映画が私にくれた最高のご褒美」だと感謝の気持ちを述べた。

今回同時に公開されたのは、ミア・ゴスが、殺人鬼老婆“パール”へと変貌していく特殊メイクの過程を捉えたメイキング映像。この特殊メイクにかかる所要時間はなんと8時間。しかしミア・ゴスは疲れを見せる様子もなく、「こういう時間のおしゃべりが大好きなの」と語り、時折笑顔も見せながらメイクに挑んでいる様子が映し出される。

また「長く感じることもあるけど、でもこの時間が、私に作品について整理する時間をくれて、その日の撮影に挑む準備をさせてくれる」と、役柄を演じるにあたってこの“特殊メイク”にかかる長大な時間について、嫌な顔一つせず「役を演じるために大切な時間」と考えていることがわかるメイキング映像になっている。

クレイジーな役柄をクレイジーに演じきる怪演俳優ミア・ゴスの凄さの秘訣は、役へ向き合う<ピュアさ>であり、共演する俳優・スタッフへの感謝を忘れない<素直さ>なのかもしれない。

MaXXXine マキシーン

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『MaXXXine マキシーン』は6月6日(金)より全国ロードショー

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