SPORTS2025.07.14

ファンの怒り爆発! 欧州王者PSGに完敗… レアル・マドリード、“ヴィニシウス&エンバペ問題”が物議を醸す

エムバペvsデンベレ

写真:AP/アフロ

世界最高のアタッカーであるヴィニシウス・ジュニオールとキリアン・エンバペ。しかしその共存はやはり難しいのか?レアル・マドリードのファンたちが新指揮官の采配にさまざまな意見をぶつけている。

今シーズンからレアル・マドリードの指揮官を務めるシャビ・アロンソは、FIFAクラブワールドカップから采配している。同大会の準決勝、パリサンジェルマン(PSG)戦では、新体制下で初めてヴィニシウスとエンバペがスタメンに名を連ねた。右ウイングにヴィニシウス、左ウイングにエンバペを置く新しい配置となったが、欧州王者であるPSGを相手に力を発揮できず。特に守備面は壊滅的で0─4の完敗となった。これまでも度々、両者の共存に懐疑的な目が向けられてきたが、シャビ・アロンソ新監督も頭を悩ませてるかもしれない。

ファンたちもSNS上で「どっちが悪いとかじゃなくて、どっちも足りない」「ヴィニとエンバペに守備させるのは諦めた方がいい」「シャビ・アロンソに変わっても無理」「デンベレとの格差がすごい」「ベリンガムを王様にした方がいい」「クヴァラがあの位置まで戻って守備してる姿を見てほしい」「やはり共存は不可能」など、2人の守備強度の低さを指摘する。

さらに「ヴィニは7番を背負ってあのプレーでベンチでヘラヘラしてるのしんどい」「ヴィニはもう限界」とヴィニシウスが批判の対象に。エンバペについても「エンバペが来てからマドリーとPSGの立場が入れ替わったな」「エンバペでチームの歯車が狂ったの事実」と怒りのコメントが相次いだ。

この状況を受けて、ファンの中ではシステムの最適解についての論争が勃発。「攻撃の核はベリンガムであるべき」「ヴィニとエンバペはベンチでいいから、ベリンガムが輝けるような采配をすべき。ベリが可哀想」「シャビ・アロンソがヴィニを切れるか?そこに今季のマドリーの運命がかかっている」といったコメントが見られた。

アタッカーとして異彩を放つヴィニシウスとエンバペだが、当初から適正ポジションの被りや守備強度の低さが指摘されてきた。レヴァークーゼンの指揮官時代から起立とハードワークを徹底してきたシャビ・アロンソ監督だけに、今後の両選手の起用方法に注目が集まる。

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