SPORTS丨2025.08.09
「意味わかんねえ」「狂ってるw」 大谷翔平の“驚くべきデータ” 手術後にまさかの“謎すぎる進化”「超人でしかない」

Imagn/ロイター/アフロ
8月6日(日本時間8月7日)に行われたロサンゼルス・ドジャース対セントルイス・カージナルスの一戦で、100マイル(約160.93km/h)の剛速球を投じ、打者を見逃し三振に打ちとったドジャース・大谷翔平。そんな大谷の“驚くべきデータ”が野球ファンの注目を集めている。
この試合の1回表・カージナルスの攻撃、2死走者なしの場面で打席に立った3番のアレク・バールソンに対して大谷は、わずか3球で簡単にカウント1-2と追いこむと、4球目、内角やや低めの厳しいところへと投じた100マイルの剛速球で、見事、見逃し三振に。その堂々たる豪腕ぶりでスタンドのファンを大いに沸かせることとなった。
大谷の“豪腕ぶり”といえば、6月28日(日本時間29日)に行われたミルウォーキー・ブルワーズ対ロサンゼルス・ドジャースの一戦で先発した際に、MLBでの自己最速となる101.7マイル(約163.67km/h)のフォーシームを投じ、日米両国で大きな話題となったが、衝撃的ともいえるこの1球のみならず、前出のカージナルス戦での100マイル奪三振のように、“二刀流”復活後の大谷はブランクを一切感じさせることなく、剛速球を連発。
“超人でしかない”投球を続けているが、そうした投球内容であるがゆえに、ここまで登板した8試合の平均球速は、驚くべきことにおよそ98マイル(約157.7km/h)に達しており、実はこの数字は、手術前の2023年にマークした96.8マイル(155.7km)を2km/hも上回るもの。大谷は、“160km/hを投げる”という目的を掲げ、ある程度のリスクを承知で肘に2度目のメスを入れたというが、それどころか、なぜか“手術後の方が球速がUPする”という驚くべき状況となっているのである。ここまで来ると、超人どころかもはや架空のキャラクターと同じかそれ以上にリアリティを持たない存在。現地でしばしばユニコーンになぞらえれるのも頷けるところだ。そのため、こうした投手・大谷の“進化”とでもいうべき“特異な状態”に、ネット上の野球ファンからは「狂ってるw」「超人でしかない」「ただのレジェンド」「手術後に球速アップw」「意味わかんねえ」「バケモノ定期」といった様々な反響が巻き起こることに。
“進化”ということでいえば、こうした球速UPのみならず、二刀流復帰に際して大谷は、肘への負担を軽減する目的で、負担のかかりやすいウィニングショットであるスイーパーに代わり、変化量の大きな“縦スライダー”を新たに習得。これによりスイーパーの比率を下げるとともに、フォームに修正を加えることで、打者から見て、“より球種がわかりづらい”形に。結果として手術前に比べ、投手としての総合力が高まりを見せるという、“規格外”の存在となっている。